道路を走る鉄道車両
去る4月27日、山口県下松市で鉄道車両が陸送されるというイベントが開催された。今回は2017年、2019年に続いて5年ぶり3回目となる。私はこれを見るのは初めてだ。1ケ月も前のイベントを載せるのはいささか恐縮するけど、ご容赦ください。私はこれを見るために宵の26日に会社を定時で上がって下松にいる楠君宅へ移動した。
パンフレットの表紙。
車両の解説。今回は台湾の特急列車。
イベントの内容。下松はものづくりの町ということで、様々な企業が体験ブースを設けて子どもたちに機械に触れてもらっていた。
陸送経路。下松駅から徒歩10分ほどのところに日立製作所の笠戸工場があり、ここと下松駅との間を陸送される。普通、鉄道車両の陸送というのは深夜に行われるのだけど、これはイベントなので明るい時間に短距離ながら道路を走ってくれる。
27日、9時前に楠邸を出る。
まっすぐ下松駅を目指さしたほうが早そうだったけど、昨夜迎えに来てくれた楠君の車で通ったルートを歩いていく。県道41号が山陽本線をまたぐ。ちょうど下り線の信号機が青だったので列車が来るのを待っていたけど、10ほど経っても来なかったので先を急ぐ。
道路を通行止めにするから迂回路が混みそうだ。
下松駅南の交差点。まだ人はそれほどでもない。
企業フェアの会場。まだ始まっていないけど、パラパラと集まっている。
奥が下松駅。この時点で9時半。もう車は進入禁止になっている。ここからさらに東へ進む。
楠邸から約1時間歩いて笠戸工場の門の前に着く。笠戸島への案内板がある。
世界の海へ・それだけではなく世界の鉄道も視野に入っているような気がする。
既に大勢の人が今か今かと待っている。私はここからさらに進んで門の前まで移動する。すると、車両はもう門をすぐ出られるところまで出てきていた。
時計を見るとまだ10時前だけど、トレーラーが鉄道車両を引っ張りながらゆっくりと門から出てきた。
こんなに間近で下から見上げるのは車両基地くらいしかない。それにしても迫力がある。近すぎてフレームに収まっていない。
続いてもう一方の先頭車両が出てきた。
これはちょっと間合いを取って全体を収めた。顔はJR九州の885系に似ているような…。台車が鉄道のものではなく、ゴムのタイヤを乗せているあたりは陸送ならではだ。
たまには動画を載せてみようかな。自分で撮ってyoutubeにアップしたものだから問題ない。
陸送は下松駅まで続く。駅前で式典が行われ、再び笠戸工場へと折り返す。
流線型のフォルムが美しい。
続いて2両目。
それにしても、三脚も脚立も持っていないから腕を目いっぱい上へ伸ばして遮るものがないように撮影するのは大変だった。でも、けっこう面白かった。来年以降もやってほしいものだ。
そして、私はこのあと、お昼を食べて楠邸へ戻るのでした。今回はこんなところで。
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