仏生山へ行ってきた その1

2023年5月3日

4月23日の日曜日、思い立って仏生山へ行ってきた。

実はこの仏生山行きは旧ブログ時代から温めていたネタで、行こうと思えばいつでも行けたのにずっと温存?していたのだが、このほどようやく実現の運びとなった。ものぐさなだけではないのかと言われそうではある。

最近は私鉄でもフリーきっぷなどお得な切符を販売する私鉄が増えた。ことでんも例にもれず、「1日フリーきっぷ」があり、これは何度か使ったことがある。で、今回は「ことでんおんせん乗車入浴券」を利用する。名前の通り、ことでんの乗車券と温泉の入浴券がセットになった切符だ。この日、妻が友達とランチに出かけるというので、家でひとりビデオ消化でもしようかと思った(誰にも気兼ねせず、集中して見ることができる)のが、せっかくなので私も出かけることにした。

目覚ましを6時にセットしたものの、起きたのは6時半近くになっていた。温泉に入るのに何もそんなに早く起きなくてもとお思いだろうけど、温泉だけが目的ではないので、早めの出発にした。7時の列車に乗るつもりだったが、さすがに間に合いそうにないので、1本あとの7時15分発に乗ることにして家を出た。

高松シンボルタワーとクレメント高松

さすがに日曜の7時前の高松駅前は人もまばらだ。高松シンボルタワーとクレメント高松の上には真っ青な空。

高松築港駅

小ぢんまりした高松築港駅。昔は高松グランドホテルがあり、今は芝生になっている写真の右奥に建っていた。手前の芝生にも宮脇書店やどさん子らーめんなどが並んでいたなぁ。もう25~30年ほど前のことになるか。

高松築港駅改札口

7時15分発は一宮行きだ。列車はまだ入っていない。

ことでんおんせん乗車入浴券

これが今回使う「ことでんおんせん乗車入浴券」で、これが切符になっている。改札を通る際はこのうちわを提示する。ことでんのゆるキャラのことちゃんと仏生山温泉のトレードマークである湯気が1本の温泉マークがあしらわれている。1,200円というのはなかなかお得で、温泉へ行けば、さらにタオルも出してくれる。これを別々に買うと乗車券が330円×2、入浴料金が700円、うちわが300円、タオルが150円だから合計1,810円。なんと600円もお得だ。うちわの上からスタンプを捺しているので掠れて分かりにくいけど、値段の下に書いているのは、

有効区間 330円区間⇔仏生山駅 発行 高松琴平電気鉄道 発行年月日当日限り有効 だ。文字は掠れているけど、竹と紙で作られているうちわは多分手作りだろう。なんとも好もしい。

ことでんおんせん乗車入浴券説明書(表)

説明書。仏生山から片道330円区間がこの切符の使えるエリアとなる。しかも、エリア内は乗り降り自由というのもうれしい。瓦町辺りで途中下車して街ブラするのもいいし、栗林公園で降りて大名庭園を楽しむのいい。

ことでんおんせん乗車入浴券説明書(裏)

裏面。仏生山温泉までの行き方を書いているので、初めての人でも迷わずに済む。

3番線長尾線のりば

改札を通ると手前に長尾線が発着する3番線のホームがある。昔ここには志度線が入っていたのだけど、瓦町駅の再開発の結果、両線が入れ替わる形になった。写真は7時19分発の長尾行きで、駅に着いたときから停車しているのに私が乗る一宮行きより後に出る。

瓦町まではどちらも停まります

築港と瓦町の間は琴平線と長尾線が走っているので便利。

以前、ここにパブがあった

このスペースには以前、パブがあり、ドイツをはじめとした様々なビールを出していた。多分、コロナの煽りでなくなったのだろう。

コトディーン
コトディーン

昭和30年代を思わせる洒落っ気のあるポスター。似ても似つかないけど、コトディーンは私が小さい頃見ていたアニメ・勇者ライディーンを模したのか?バックを走る電車は1枚目が1020系、2枚目が1010系に似ているけど、どちらも既にない。急行のヘッドマークがたまらない。

いろいろ気になるものを撮ったのだけど、まだこれから乗る列車にすら行きつかない。私の悪い癖だ。あれもこれもと細かく載せていこうとすると容量が大きくなって、細分化していくという…。この調子では今回のシリーズは何回に分かれるのだろうか。

というわけで、今回はこんなところで。