下松発下松行き その7
87時04分に周防高森に着いた。私はここで降りる。
今乗ってきた列車と次の列車との間が50分ほどある。この時間を利用して元々どこかの駅で降りようと考えていた。その候補が周防久保、周防花岡、高水、周防高森、そして次の玖珂であった。で、選んだのがここ周防高森であった。
8時03分発の岩国行きが出て行くところだった。2番のりばとの間に中線もあったようだ。
ホームから見るとこんな駅舎。
周防高森は1934(昭和9)年12月に岩徳東西線で未開通だった岩国(現西岩国)-高水間が開業、岩徳線として全通した際に開業した駅だ。ここまで見てきた岩徳線の駅の中でも一番規模が大きいのではないか。かつての2面3線のホームのほかに中線や側線を持っていたように思われる。でも、山陽本線時代の時刻表を見てみても特急はともかく急行すら1本も停車していない。
乗ってきた列車を見送る。
構内は割と広い。側線も数本はあったと思われる。
2、3番線のホーム上屋。やはりホームが長い。
跨線橋。
1番線へ移動して、徳山方面。
岩国方面。
のりば案内。
待合室は広い。以前はキヨスクがあったのだろう。自販機がある辺りがそれっぽい。
切符売り場。もう開くことはないのだろう。
ショーケース。昔の駅にはよく見られたものだけど、最近はすっかり減ってしまった。
周防高森駅舎。戦前の駅らしい雰囲気がある。
駅前はロータリーになっている。植え込みがきれいに剪定されている。
防長バス。となっているけど、岩国の生活交通バスだ。
観光案内図。「ようこそ周東町へ」とは2006(平成18)年に岩国市と合併する前の町名。高森町ではないのかと思ったら1955(昭和30)年に合併して周東町になっている。合併前、しかも20年近く前の年季の入った案内板なので、やり替えずにそのままでいいよと思ってしまう。
周防高森で降りて、駅前に出るまでに13分いた。相変わらず駅へ出るまでが長い。今回はこんなところで。
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