下松発下松行き その25
佐川醤油店を後にしたのが16時半前。ちょっと急がないと予定の列車に乗れなくなる。
来るときは気が付かなかったけど、外に出て足元を見るとこんなかわいい消火栓の蓋があった。
続いては道を挟んで向かいにある「やない西蔵」へ行く。元は醤油蔵だったというから佐川醤油店の一部だったのだろう。
柳井縞の機織りの体験コーナーがあったり、
民芸品が展示されていたり。
もちろん金魚もたくさん。カラフルだ。休憩スペースもあるから歩き疲れたときに立ち寄るのもいい。
通りに戻ろう。
他にない大きな建物。
正面へ行くと、佐川醤油店とある。元の社屋だろうか?電話37番というのが歴史を感じさせる。
掛屋小路。小路だけにちょっと狭い。
重枝醤油店。ここも甘露醤油を醸造している醤油蔵だ。
大きな蔵のような建物がある。
「旭寿(きょくじゅ)」という日本酒を醸造していた琴泉酒造。いつからかは分からないけど、閉業している。なので、杉玉もない。
エステサロンまである。外観からはまったくそれとは分からない。そして、隣には石造りの洋館がある。これがまったく違和感なく白壁に溶け込んでいる。
そして、「しらかべ学遊館」へ。
柳井がどう発展していったのかとか、幕末の柳井にも明治維新に活躍した人が何人かいたとかといった歴史について説明がある。驚いたのは元の陸地と新田開発で埋め立ててできた土地との間を流れるのが柳井川だと知ったときだ。つまり、柳井川の南側は海だったということだ。いや、柳井川は海だったのかもしれない。
柳井の歴史や当時の生活が分かる資料が数多く展示されている。
この辺りからから見覚えのあるものが出てくる。
ここは戦前のもののようだ。
こちらも同じく戦前のものと思われる。
こちらは柳井の特産品。そろそろ戻りにかかろうと思う。
南に下りる。
出迎えてくれたのは愛宕地蔵尊。火伏せ、すなわち防火の守護神で四度の大火に見舞われたこの地を守ってくれている。京都の愛宕神社…愛宕信仰ですね。
宝来橋。
河原を見ると、石段が見える。これも商品の上げ下ろしのためのものだ。
こういう路地もいい。
そして、歩いて行くうちにスタート地点の川沿いの公園に着いた。私はここから「きじや」へ戻る。甘露醤油は佐川醤油店で買ったけど、三角餅はまだ買えていなかったので買いに行く。道中、他のお店を見つけることができなかったからだけど、「きじや」も17時の閉店間際で危なかった。
最後に茶臼山古墳を撮る。山の中腹の緑出ないところがそうだ。
こうして、予定の17時17分発の下関行き、本日最後の列車に乗るのであった。昨日、楠君を島田で急襲した列車なので、同じく115系だ。
今回はこんなところで。
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