敦賀へ行ってきた その35

播州赤穂駅駅名標

播州赤穂で降りたのは朝食と観光をするためだ。ここで3時間取ってある。その前に播州赤穂駅を見ていこう。

実は観光は初めてではない。寝台特急「トワイライトエクスプレス」が引退する2015(平成23)年に大阪駅へ撮影に行った帰りに立ち寄っている。それ以来なので8年ぶりとなる。

播州赤穂駅は赤穂線の駅で、開業は意外と新しく、戦後の1951(昭和26)年の相生-当駅間の開業がはじまりである。最初は終着駅からのスタートだったわけだ。のちに1955(昭和30)年に日生(ひなせ)、1958(昭和33)年に伊部(いんべ)へ延伸、そして1962(昭和37)年に東岡山まで延びて全通した。相生-東岡山間という区間からも分かるように山陽本線の代替、バイパス線として建設されている。

でも、規格が低いせいもあり、山陽本線に対してローカル線の位置付けではあるけど、それでも新幹線博多開業までは「とも」、「鷲羽」、「つくし」など何本かの急行列車が設定されていた。沿線に赤穂市や西大寺市と2つの市を持っていたからであろう。

名所案内

名所案内。海まで行くのは遠いので近場だけ見て回ります。

姫路方面

姫路方面。相対式、島式各1つの2面3線ののりばを持つ橋上駅だ。側線はない。

岡山方面

岡山方面。

ようこそ忠臣蔵のふるさと播州赤穂へ

改札を出ると赤穂浪士がお出迎え。本懐を遂げて永代橋を渡って泉岳寺へ向かう有名なシーン。

誠忠義士伝双六
誠忠義士伝双六

2階の駅舎から1階へ下りる階段には四十七士をモチーフにした「誠忠義士伝双六」。幕府からお咎めがあってはならないと名前は変えてある。

赤穂温泉

赤穂温泉いいですね、こういうのを見ると泊まりたくなる。

忠臣蔵のふるさと播州赤穂

駅から出ると横断幕が。

ようこそ播州赤穂へ

大石内蔵助が打ち鳴らした右二つ巴の陣太鼓が乗っている。

播州赤穂駅

播州赤穂駅。城をイメージした駅舎だ。会津若松駅に似てなくもない。窓に書いてある通り、2階に観光案内所が入っている。ここでちょっとした赤穂みやげも売られている。

忠臣蔵と塩

赤穂といえば、忠臣蔵と塩ですね。北前船も寄港していたのは知らなかった。

赤穂御崎と千種川

赤穂御崎と千種川。千種川は先ほど渡ってきたけど、赤穂御崎は今回は断念。

大石内蔵助

赤穂の英雄、大石内蔵助。この銅像は陣太鼓ではなく、采配を手にしている。内蔵助に導かれて、いざ行かん。

今回はこんなところで。