岡山小回り その13

三菱自工前行き

水島臨海鉄道は1943(昭和18)年に三菱重工水島航空機製作所の専用線として倉敷-水島航空機製作所間が開業したのが始まりだ。戦後、1947(昭和22)年に三菱重工業の関連会社である水島工業都市開発を設立、移管し、翌年には地方鉄道として開業。1962(昭和37)年には倉敷市が買収して倉敷市交通局となり、さらに1970(昭和45)年に譲渡されて、現在に至っている。間に市が経営していた時期があったというのが意外だ。

車内の様子

車内の様子。ご覧の通り、クロスシートとロングシートが混在している。JR四国の1000形や7000形に見られる千鳥配置とも違うし、JR西日本の大糸線のE125系とも違う、変わった配列になっている。

JR倉敷駅

向こうはJR倉敷駅。10時57分発車。

伯備線と分かれる

伯備線はすぐ分かれ、

山陽本線と並走

山陽本線とはしばらく並走する。

山陽本線と分かれる

山陽本線が右にカーブして分かれ、

球場前駅

最初の駅・球場前に着いた。1面1線の棒線駅だ。駅は倉敷運動公園内にあるので倉敷市営野球だけではなく、軟式野球場や武道場、陸上競技場などもある。

高架に入る

球場前を出ると高架に入る。

レールが分かれる

住宅街の向こうに大平山を見ながらレールが分かれていく。

西富井駅

西富井に着く。交換可能駅だけど、上り列車は来なかった。

国道2号

西富井を出るとトラス橋に差し掛かり、国道2号をまたぐ。

福井駅

高架を下りて福井に着く。旧国名を冠していないからJR福井駅とまったく同じで紛らわしい。この駅も住宅街の中にある。

駅の出入り口はそのままホーム上屋になっている。

浦田駅

そして11時10分、浦田に着いた。倉敷市から4つ目、距離にして半分ちょっとの場所に位置する。で、ここで降りる。

それには訳があるのだけど、今回はこんなところで。