気ままな旅 その21(宇部線・丸尾~宇部新川)

丸尾を出る。

ところどころにこのようなレンガ造りの陸橋がある。

レールが分かれて、

ホームに滑り込む。

床波に着く。相対ホーム2つの2面2線の駅だ。

昔ながらの駅といった感じだ。

ここで上り列車と交換するため、3分停車する。ちょっと慌ただしいので駅舎の外観を撮りに外へは出なかった。

少しすると上りの新山口行きが入ってきた。入れ替わるように発車。

宇部線ではこういう直線区間も意外と多い。

常盤の手前で一瞬だけ海が見える。が、左側の窓はこんな感じで無理矢理撮りました。でも、海なのかどうか分かりにくい写真だ。

常盤は簡易待合室があるだけの駅だけど、

こういうのを見るとかつてはちゃんとした駅舎とか待合室があったのかなと思ったりする。

うまい具合に海が撮れました。う~ん、海と空の区別がつかない。ただ、海が見えるのはここだけ。

草江の駅舎?待合室?の壁は植物のイラストが描かれている。これは宇部線利用促進協議会によって施されたものだ。ちなみにここが山口宇部空港の最寄り駅だ。徒歩7分で行けるようだが、バスなどは出ていない。

さらに内陸を進んで、

宇部岬に着く。駅名に岬と付くものの、周りは住宅だらけで海からは離れている。草江と宇部岬の間には岬町という地名があるからこの辺りは埋立地なのだろう。かつては貨物駅もあり、セントラル硝子やUBE ABS(旧宇部サイコン)の専用線があった。

待合室と石積みのホームが趣きがあっていい。

側線もある。

東新川。向こうに見えるのは宇部中央公園のテニスコート。交換可能駅が3駅続いている。朝夕のラッシュ時には大いに活用されるのだろう。

改札口。駅舎側の1番線は比較的広めに造られている。このゆったり感がいい。

列車は住宅地から今度はビルやら店舗やら商業施設が増えてくる。そんな中に公園が現れる。南神原公園だ。

東新川付近から並走している運河のような川を左に見ながら琴芝に入る。この川は真締川に注ぐ。

琴芝は1面1線の棒線駅。

小さいながら、ここで高校生やサラリーマンなど20名ほどが降りていった。

琴芝を出ると、前方に鉄橋が見えてきて、

これがさっきの運河?が合流する真締(まじめ)川を渡る。

渡辺翁記念会館(右)と文化会館。渡辺翁とは渡辺祐策のことで、翁は沖ノ山炭鉱組合(現・UBE。旧宇部興産)の創業者である。

レールが分かれ、電車が増えてきて、

側線も増えて、

8時20分、宇部新川に着いた。ここで10分停車する。

今回はこんなところで。