ことでん1070形特別運行
7月5日にことでんでこういうイベントが行われた。ホームページから拝借しました。
ことでんの1070形はことでん初の冷房車で、1957(昭和32)年から1958(昭和33)年にかけて製造された元京浜急行の2代目600形(初代700形)の2両3編成を1984(昭和59)年から1987(昭和62)年に導入した。当初はついにことでんにも冷房車が入るのかと大いに喜んだものだ。1070形導入以降、冷房化が進み、2007(平成19)年に全線の完全冷房化がなった。
動画とほんのわずかな写真でみてみましょう。

まず最初に13時20分頃に通る円座町の郷東川鉄橋からスタート。お昼にうどんを食べて(明日の記事で出します)、13時前に現地に到着。目の前の草むらが郷東川、奥に見える山は堂山。もっとも、この草むらが川だと言われても誰も信じない。

で、ギャラリーが多数。駅と駅の中間に位置しているのと車でないと来られない場所なのでそれほど多くはない。

蚊の格好の餌食になりそう。

時間が来て鉄橋を通過する。前から1074+1073+1072+7071。これで全部。冒頭で2両3編成と書いたが、これにもう1編成1075+1076があったけど、2011(平成23)年に廃車になっている。
で、これがその動画。
続いては高松築港を13時45分に折り返す一宮行きを玉藻公園の艮櫓と堀とともに撮るために移動。Google mapsによるとギリギリか間に合わない予想だったけど、間に合いました。でも、さぬき浜街道の道端に停めて櫓とセットという形でかろうじて撮れた感じだ。

車を家に置きに帰って歩いて高松築港へ。発車10分前に到着して、1日フリーきっぷを購入する。
14時30分発の琴電琴平行きに乗るためだ。
1070形といえば、ことでんで唯一の手差しのサボが残っている車両だ。この列車で琴平まで行く。
琴平では折り返し時間が10分あるので比較的ゆっくり撮れた。
編成を端から端まで歩く。といっても4両ですが。
折り返しの列車には乗らず、築港行きを見送る。
1本やり過ごして琴電琴平駅を撮る。乗るのはヤドン電車。
16時12分発の高松築港行きに乗って、仏生山で降りる。今日は夕方から工場内に入ることできて、1070形の見学もできるということで、既に大勢の鉄道ファンが時が来るのを待っている。18時からというのと抽選というの、私はで始めから行くつもりはなかった。
では、なぜ築港まで行かずに降りたのか。まだ撮るものがあるからです。
そのうちの1枚は撮れなかったけど、少し後に再びチャンスが巡ってくるので、撮影場所で待っていた。撮影場所は仏生山駅からガソリン道を南西へ数分のところにある踏切だ。そこへ行くのに最初は間に合わず、撮れなかった。それが1070形本日最後の営業運転だったので、ちょっと残念。
が、それは一宮行きで、少しすると回送列車として折り返し仏生山に戻ってくる。それがこれ。回送表示が珍しい。
そして、最後は一旦ホームに入った回送が今度は入れ替え作業で引き込み線に入る。それで今日の運行は完全に終わりとなる。

引き込み線に入った1070形。
午後からの4時間ほどの短い時間ではあったが、なかなか充実できたと思う。この4両のうち、手前2両、1071+1072は今回が最後の全般検査を行い、8月20日からことでんの旧塗装ファンタゴンレッドに塗り替えられて出場、引退までその姿で走るという。昨年から復刻塗装で運行している1087+1088との併結となるとファンはたまらない。その雄姿をぜひ見てみたい。
今回はこんなところで。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません