気ままな旅 その51(小串駅)

代行バスを降りて小串へ。バスは国道191号にある小串駅停留場で停車するので、向こうに見える駅へ行かなければならない。

押しボタン信号で反対側に渡り、地下道を通る。

壁には絵が描かれている。

地下道を出ると小串駅の前に出る。
小串駅は1914(大正3)年に長州鉄道の終着駅として開業。1925(大正14)年6月に幡生-当駅が国有化。鉄道省小串線の駅となる。8月には滝部まで延伸されて途中駅になる。1933(昭和8)年に美祢線の奈古-宇田郷間が開通し、京都-幡生間が全通、美祢線の宇田郷-正明市-滝部間と正明市-仙崎、小串線全線を編入し、山陰本線となる。駅は元終着駅らしく、相対1、島式1の2面3線のホームを持つ。階段を上って駅舎というのは昔の駅らしい。

この造り、人丸駅と似ている。木造なのがいい。

待合室。自販機のあった場所辺りにキヨスクがあったのかな?急行も停車していた駅だからキヨスクはあったものと思われる。

閉じられた出札口と改札口。

自動券売機と運賃表。

小串駅時刻表。2023(令和5)年の豪雨で長門市-小串間が不通になった。翌2024(令和6)年に長門市-人丸間、滝部-小串間が復旧したこともあり、上の時刻表の通り、朝と夕方以降は滝部まで行くようになった。

だからなのか、小串を出る上りのバスは最終が終わっていて、次に出るのは翌朝となっている。

バスのりばの道順の案内。

駅前を見てみよう。小串は赤間関街道の北裏道筋の宿場があったからこの道は昔の街道だったのかもしれない。こちらは長門市方面。向こうに旅館が見える。駅の徒歩圏内に1軒でも旅館があるのはありがたい。

逆の下関方面。

駅に戻って、こういう周辺の地図は手作り感があっていいですね。

駅舎内から駅前を見ると向こうに日本海が広がる。後で行こう。

ちょっと引いて改札口から。

列車の発車までまだ時間があるけど、改札を通る。

バスで小串に着いたときから3番線にはキハ47の2両編成が停まっている。

長門市方面。

下関方面。駅舎とホームの間は跨線橋で結ばれている。

駅舎の横には昭和41(1966)年7月に設置された「安全の柱」の碑が立つ。

昔はここを駅員や乗務員が通っていたんだろうな。

駅名標と列車。国鉄的な画。

13時57分、下関発小串着の列車(左)が到着する。あとでこの列車に乗る。

跨線橋の上から海を眺める。

海を見ようと再度海に出る。お腹が空いていたのでバスから降りたときから駅の近くに何かあれば食べようと思っていて、いい店があったと思ったのだが、撮影に興ずるあまり、発車まで20分になってしまったので諦めた。そういえば、バスを降りて道の反対側に渡った際にたこ焼き屋さんがあったから、そこで済ませておけばよかったと今さらながら思う。でもまぁ、小串駅の近くに宿も飲食店もあることが分かったので、今度来たときは困らない(負け惜しみ)。強いて言えば、コンビニがないことくらいか。
で、肝心の海はというと、駅から見えるくらい近いからと思って行こうとすると、病院やら福祉施設が並んでいて、その駐車場を横切らなければ見に行けない感じだった。通り抜けてもよかったのだけど、職員でも利用者でもないからと変なところで律儀な面が出てしまい、回り道できないかと調べてみたけど、時間的に厳しいことが分かったので、これも諦めた。仕方なく、駅に戻る。

これから乗る列車をわざわざ反対側のホームまで行って撮る。駅舎も入れたかったので。

発車する1番線に戻る。側面にある行先標。LEDの具合か、うまく撮れなかった。

車内の様子。これは2両目で乗客は0。1両目には2人乗っていた。私はこの2両目に乗る。

車内から駅舎。木造駅舎はどこから見てもいい。14時20分発車。
今回はこんなところで。







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