気ままな旅 その55(山陽道・山口ジャンクション~小郡萩道路~萩往還梅林園)

間もなく山口ジャンクション。さて、どっちだ。

これで西方面に絞られた。下関なのか、北九州なのか、小郡なのか…もちろんこれらの間かもしれない。どちらにせよ、中国道に入る。

小郡ジャンクションまで2キロの標識。

小郡ジャンクションをさらに西へ。どこで下りるのか。

宇部市に入る。それにしても、春休みの日曜日だというのにこの空き様はなんだろう。

7時54分頃、美東サービスエリアでちょっと休憩する。道はガラガラだったのに駐車場は満車に近いくらい埋まっていた。10分休んでスタート。

美祢東ジャンクションで中国道と別れを告げる。

一般道には下りずに小郡萩道路に入る。
実は予定では中国道のさらに先の美祢西インターチェンジで下りるはずであった。ところが、この日の2時に中国道の美祢市エリアで事故が発生し、この時間(8時)になっても美祢インターチェンジと美祢西インターチェンジの間が通行止めとなっているのだ。

前日、代行バスで通った美祢西インターチェンジの様子。さて、楠君はどこへ向かうのだろう。

十文字インターチェンジの合流付近。小郡萩道路は対面通行だ。萩方面への路線なので北へ向かって走る。終点は標識にある絵堂で、まだ萩まではつながっていない。

ところどころに追い越し車線があり、車線を増やすための用地があったり、いずれは片側2車線にできるよう準備は進んでいるようだ。間もなく絵堂に入る。

終点です。小郡萩道路は無料の自動車専用道というのがありがたい。

8時17分頃、小郡萩道路を下りて国道490号で萩方面へ向かう。といっても、今走ってきた道も国道490号で、宇部から美祢を通って萩に至る国道490号の一部、美祢東-絵堂間が自動車専用道になっている。

左に建設されているのは萩への道路の続きだろうか。

にわかにのんびりした風景に変わる。

国道490号はこの先左折。でも、通行困難?

だからかどうか分からないけど、曲がらずに直進して県道32号に入った。

サンゴの大地からマグマの大地へ…石灰石(サンゴ)が取れる美祢から太古の昔マグマの活動で作られた萩へということですね。ともにジオパークに認定されている。

上の看板を越えてすぐ萩市との市境となる雲雀峠。右にあるのは県道32号の最高地点246メートルの標識。この辺りは走っている道の近くには山陰本線の代行バスに乗ったときにもときどき出てきた赤間関街道の史跡が見られる。

長い下り坂を下りていく。

県道32号は終わり、ここで左折して国道262号に入る。ここからは萩と防府を結ぶ旧萩往還に沿う形で進む。

桜並木の向こうには見えていないけど、明木(あきらぎ)川が流れている。

ここにも小郡萩道路のものと思われる橋脚が見える。

ここで国道262号と分かれて、県道32号を走る。というか、国道262号と県道32号はここまで重複してたんですね。

御成トンネル。萩往還は防府で西国街道(山陽道)に接続して、江戸への参勤交代のために使われていた。つまりお殿様が通っていた街道だ。もちろん、この道は萩往還に並行して造られたものなので、萩往還ではないけど、それにちなんで御成トンネルかなと。

で、つづいて萩往還トンネル。

これら2つのトンネルを抜けると、右手に道の駅・萩往還が現れ、正面には関所を模した「ようこそ萩」の看板を掲げたゲートが見えてきて、これをくぐる。ここの道の駅は通る度に、といってもしょっちゅうは通らないけど、通れば立ち寄るところだ。でも、今回は通過する。

桜並木がきれいだ。

しばらく桜並木が続いていたのだが、突然右手に一面の桜が。「うわ、なんやこれ」と急遽ハンドルを切る。標識には「萩往還梅林園」とある。

8時33分頃到着。満開の桜がお出迎え。
「数分なら休憩できるかな」…美祢方面へ行く予定が大きく狂っていると思われるので、ここに寄るのはまったくの予定外だろう。最初に行くのがどこなのか何も聞いていないけど、楠君のタイムテーブルによるとそういうことのようだ。
今回はこんなところで。







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