広島たび その22(広島電鉄白島線)

白島線で白島へ向かう。

11時23分頃、八丁堀電停を出るとすぐ渡り線を通って左側の線路に入る。

最初の停車駅・女学院前電停。見えているのは上りホーム。こちらはたまたま信号待ちで停まっていて、電停はこの城南通りの交差点を過ぎたところにある。広島城はこの交差点から数百メートル西にある。

女学院前電停で停車。看板に偽りなし、ちゃんと学校の前に電停がある。上りは800形だ。

広島県立美術館。この道を奥へ行くと縮景園がある。

縮景園は福島家の後に広島に入った浅野家によって別邸の庭園として造営された。1940(昭和15)年に浅野家から広島県に寄贈され、名勝の指定を受けている。1945(昭和20)年の原爆投下で大きな被害を受けたが、戦後の復旧は約30年かけて完成、現在に至っている。こういう庭園ってなんか落ち着くから好きですね。広島城や原爆ドームへは行ったことがあるけど、ここへは行ったことがないのでぜひ行ってみたい。

家庭裁判所前電停。

再び渡り線で右のレールに入ると、

白島電停に着いた。この間、わずか8分。ちなみにこの白島電停とJRの新白島駅とは500~600メートルと距離がある上に通りも違うので乗り換えには適さない。

ポールが立つだけの車止め。

1本やり過ごそうか迷ったけど、車が行き交う交差点にいても仕方がないので同じ電車で折り返すことにする。また左右逆の風景です。

さっきまで通ってきたレールが分かれていく。

右奥に白く細長く伸びている塔は中国放送の電波塔?

この通りの正面に広島城のお堀がある。

再び800形

女学院前電停でさっきと同じ800形の808号が停まっていた。つまり、この2編成で白島線を行ったり来たりしているわけだ。

城南通り

再度の城南通り。

カープタクシー

カープタクシー。

超覚寺

真宗大谷派のお寺・超覚寺。浅野氏が紀州から広島に国替えになった際に超覚寺の僧侶とともにやってきた。もっとも、浅野家の菩提寺は国泰寺で、超覚寺は上級藩士の菩提寺であった。国泰寺はお城からずいぶん遠い西区の己斐(こい)上にあるから当時のお参りは大変だっただろう。

渡り線

こちらへの渡り線が現れて、

暑そう

八丁堀に到着。西へのレールはあるのに東へのレールはない。往復してもあっという間だ。

片道5、6分のミニ旅行。繁華街を走るので周りはビルだらけだった。今回はこんなところで。