広島たび その29(紙屋町西電停~本通電停~広島駅電停)

なぜ紙屋町西電停で降りたのか?

何度も引用させていただいている路線図。分岐している箇所はいくつもあるのに丸で囲った箇所だけはT字ではなく三角形になっている。それで気になって乗ることにした。この日はこれまで広島港へ行くときに紙屋町東電停-本通電停に、白島線から横川線に向かう際に紙屋町東電停-紙屋町西電停に乗っているので、残るは3号線、7号線が通る紙屋町西電停-本通電停になる。だから、まっすぐ広島駅を目指さず、紙屋町西電停から本通電停へ行って、本通電停で乗り換えて広島駅へ戻るルートにしたのだ。

では、行きましょうか。7号線の列車が最初に入ってきたのでこれに乗る。1000形だ。

まっすぐ行かず、南へ国道54号に入る。朝は向こうから南に入る。

広島駅方面からの路線と合流する。

次の電停だから約2分で着いた。

降りたのは下りホームなので、上りホームへ移動しなければならない。

上りホーム。下り線を走っているのはここまで乗ってきた電車。

右に見える白い屋根は広島本通商店街。商店街も電停も人が多い。

広島駅電停行きが入ってきた。今度は5100形だ。

発車して間もなく本線に入る。青い空に赤い車体が映える、

3度目の紙屋町東電停。

中央通り。

銀山町を過ぎて京橋川を渡る。

稲荷町交差点で駅前大橋ルートと交わる。レールはもちろん、架線も張られ、電停もできている。あとは開通を待つばかり。

本線の的場町電停。

的場交差点。正面に見えるのは皆実線の的場町電停。今は循環ルートへの付け替え中で的場町電停は本線、皆実線ともに休止中。で、ここから広島駅電停までが廃止された区間。朝乗ったのと逆サイドの画像なので、掲載します。

猿猴川。

橋を渡るとここで最後のカーブ。あとは広島駅まで一直線だ。

下りホームはもう少し先だけど、今停まっているところは猿猴橋町電停。ここで3~4分停まる。お急ぎの方は降りて徒歩で広島駅へお越しくださいとアナウンスが流れる。ここから歩いても広島駅まで3分も4分もかからないので、いい案内だと思う。何人かが降りていった。

下りの猿猴橋町電停。ここでさらに2分弱停車。目の前の広島駅電停ののりばが埋まっているためだ。

巨大なエディオン。

ようやく広島駅電停にたどりついたものの、まだ降りられない。工事は最後の仕上げに入っている。

猿猴橋町電停から続けざまに3本の列車とすれ違った。

10分近く遅れて到着。2階部分には路面電車が出入りする高架が見える。駅に向いて撮った画像はなかったかと思う。といっても、動画撮影でたまたま撮れていたに過ぎず、記録的な意味合いからするとかなり弱い。

というわけで、広島電鉄の市内線は土橋電停-西広島電停間をのぞいて完乗した。なぜその区間に乗らなかったかというと、去年の秋に宮島線を利用して、土橋電停以遠は乗っているからだ。つまり、これにて広島電鉄は完乗ということになる。
繁華街を通ったり、港へ足を延ばしたり、昭和なところを走ったりと変化に富んで楽しかった。路線もいろいろあり、飽きることがなかった。ただ、効率よく乗れたかというと怪しいなと思う。たとえば、5号線でスタートして7号線→8号線→6号線と乗り継いで、最後に9号線の白島線を往復して本線で広島駅に戻るとすれば、もう少し早く回れたのではないか。冒頭の三角地帯を無視すればこれで今回のエリアは完乗できる。8時45分頃に出て、15時前に戻ってきたので、かれこれ6時間も要している。もちろん、この中には広島港、横川駅、江波電停など観光?の時間も含まれているとはいえ、やはり時間が掛かりすぎていると思わざるを得ない。路線図を見ながら乗るべきだった。なので、実は乗ることにしていたアストラムラインに乗ることができなかった。でも、これはこれでまた広島に来る理由ができたと思えばいい。
今回はこんなところで。







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