四国みぎした旅 その12(室戸市)
DMVは快調に走っている。

砂浜だったり、岩だったり、断崖だったり表情はさまざま。この辺りは佐喜浜。もう室戸市に入っている。

佐喜浜川。

歩き遍路。こうやって歩いているお遍路さんをけっこう見かけた。日和佐駅の近くにある二十三番札所薬王寺と次の室戸岬のそばにある二十四番最御崎寺(ほつみさきじ)との間は75キロ余もあり、これは八十八箇所の中で2番目に長い距離となっている。ちなみに一番長いのは三十七番岩本寺と三十八番金剛福寺との間の86キロ余となっている(いずれも徒歩の場合)。

佐喜浜港。

都呂(つろ)付近。岩がゴロゴロしている。

夫婦岩。ここではゆっくり走る。

室戸の観光スポットの看板。室戸が近づいてきたようだ。

椎名漁港。休みでひっそりしている。

海の駅東洋町以来の停留所であるむろと廃校水族館に着く。旧椎名小学校を改修して2018(平成30)年にできた水族館で地元の定置網にかかった魚が泳いでいる。
ここまで多くのバス停を通過してきたけど、DMVはそれらには停まらない設定で、両端の街を結ぶことに特化している。なので、この先も観光地だけ停まる。各バス停には従来から走っている高知東部交通のバスが停車する。で、知らないうちに遅れは解消されて、定刻に戻っている。ここで乗客が少し入れ替わった。

ここにも岩がたくさんころがっている。

コンクリートできれいに整備されていると思ったら日沖漁港だとGoogle mapsが教えてくれた。でも、船は停泊しておらず、建物も見当たらないし、誰も何もしていないのだろうか。

つづいては室戸世界ジオパークセンター。ここもまた学校で、2015(平成27)年に旧室戸東中学校跡にオープンした。室戸市全体がジオパークということで、その成り立ちなどを紹介する施設だ。地学好きにはたまらない。

三津では室戸海洋深層水の工場や研究施設が見られる。こういう研究が始まって20年くらいになるだろうか。

左のドーム状の建物はシレストむろとという海洋深層水を使った健康増進施設で、レストランやプールなどがあり、けっこう楽しめそうなのだが、残念ながら今は休業している。

2年前に閉館したホテル明星(あけのほし)の向かいに室戸青年大師像が立つ。若き日の弘法大師がこの地で修業をしたことにちなんで像が建てられた。

遊歩道が見えてきた。もう室戸岬は近い。

岬観光ホテル、なんか雰囲気よさそう。

水掛け地蔵。左右を見るのに忙しい。

と思ったら室戸岬に着いた。

ここでほとんどの人が降りる。残っていたのは私の隣に座っていた人だけだった。全区間乗車するということか。
海あり山あり街もありだったので、変化に富んで面白かった。それでは次のバスまで室戸岬を散策しよう。今回はこんなところで。







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません