四国みぎした旅 その14(室戸岬~行当岬)

ずいぶん間が空いてしまいましたが、みぎした旅再開です。

安芸行きバス

室戸岬13時54分発の安芸営業所行きのバスに乗る。高知東部交通のバスだ。

安芸行きバス

このバスに乗って途中の奈半利駅で降りる。

室戸岬を離れる

室戸岬を後にする。

最御崎寺への分岐

この先、右に曲がると二十四番札所最御崎寺(ほつみさきじ)に通じる県道203号が分かれるとある。

旧道へ入る

ここがその分岐。バスはここで国道55号から外れてこの分岐に入るが、県道203号ではなく、55号との間の細い路地に入る。これはおそらく旧55号と思われる。この後、ときどきこの旧道らしき道に入って集落をこまめに寄っている。向こうから来る青いバスは室戸岬まで乗ってきたDMVだ。

旧道

この雰囲気は昔からの道だ。

室戸岬郵便局

岬から3分ほど走ったところにある室戸岬郵便局。室戸岬周辺は室戸市室戸岬町になる。

室戸岬港

土佐の国司の任を終えた紀貫之(在830~835年)が京へ帰るとき、悪天候でこの地に10日ほど滞在したという室戸岬港(津呂港)。漁船がたくさん停泊しているのが見える。中央の大きな建物は室戸岬水産会館なのだが、Google mapsではそう表示されないので、実際使っているのかどうかは不明だ。

錆びれた街

この辺りは室戸岬町の中心らしく、沿道には様々な店舗が並んでいる。でも、残念ながら多くは営業していないように見受けられる。昔は栄えていたのだろう。

室戸営業所

室戸営業所に着くと旅行者らしい2人組が降りていった。

55号に戻る

55号に戻る。

国道55号

やっぱり旧道とは違って走りやすそうだ。

津波避難タワー

高知県の太平洋沿岸には至る所に津波避難タワーがある。

室津港

室津港。

室津川

室戸市役所を過ぎてすぐ室津川を渡る。

室戸市の中心

室戸市の中心を行く。

奈良師橋バス停

かわいらしい奈良師橋バス停の待合所。

平等津川

直後に渡る平等津川。これは「ならしがわ」と読む。バス停の奈良師も川の平等津も読みは同じ「ならし」なのだが、後者はそう言われないと読めない。136.8の標識があるのは国道55号のキロポスト。徳島からこれだけの距離があるんですね。ちなみに全線246キロなので半分を超えたところだ。

再び旧道へ

再び旧道へ。

旧道

快適路を気持ちよく走るのもいいけど、こういう生活感のある狭い路地をのんびり行くのもいい。

元橋バス停

元橋バス停でお遍路さんが乗ってきた。そういえば、室戸市内で一人お遍路さんが降りていった。市役所の近くに二十五番札所の津照寺(しんしょうじ)があるからだ。この元橋バス停だと二十六番札所の金剛頂寺が最寄りになるが、けっこう距離があり、しかも山道だ。お寺の近くまでバスの路線があるのにここまで来たということは本数があまり多くないのだろう。

厳密には金剛頂寺入口というバス停なのだけど、これを調べると室戸市が運行するコミュニティバスだった。が、毎週火曜日にしか運行されていない。これでは利用したくても利用できない。

元川

元橋を出るとすぐ元川を渡る。ということは、この橋が元橋なのだろう。

民宿うらしま

民宿うらしま…なんだか雰囲気がよさそう。

再度55号

再度55号に戻る。

太平洋

55号に沿ったり沿わなかったりなので、海も見えたり見えなかったり。

向こうは室戸岬

あの先端が室戸岬。

行当漁港

行当(ぎょうとう)岬のある行当漁港を見ながら走る。

長くなりそうなので今回はこんなところで。