北斗亭
鉄道陸送を見終わると11時過ぎであった。ちょっと早いけど、お昼を食べようと思う。陸送は駅の南を走る県道366号で行われたのだけど、予定の昼食の店は駅の北側にあるので反対側へ移動しなくてはならない。
下松駅南口。イベントが終わった直後で大勢の人がいる。
ここはかつて4番線でレールがあったところ。そこに私は立っている。それは屋根の形状からも分かる。
下松の案内板。
かわいらしい新幹線のイラスト。
橋上駅の下松駅の自由通路を渡って北口へ出る。
で、下松駅北口にある「北斗亭」というラーメン店へ向かう。下松にはかれこれ20年以上通っているけど、今まで行ってなかったのはこの店が中華料理屋だと勝手に思い込んでいたからだ。
が、まだ11時半だというのに店の前には長蛇の列ができている。さぬきうどんの店ならこのくらいの行列だとすぐ順番が回ってくるけど、ラーメン店はそうはいかない。どのくらい待たなければならないのか?
かれこれ40分ほど待ってようやく店に入ることができた。今日は夕方に楠君が仕事から帰ってくるまで何もなく自由なので少々時間がかかっても何ら問題はないけど、食事をするのにこんなに待ったのは久しぶりのことだ。
店内はそれほど広くない。下松駅周辺には同じようなラーメン店が何軒かあり、私はこれまでに「紅蘭」と「味ごころ」にいずれも複数回行ったことがある。でも、楠君曰く「味ごころ」は廃業したらしく、今では「紅蘭」とこの「北斗亭」くらいだという。今回は楠君が仕事帰りに食べることもあるというこの店にしたのだ。
メニューはいたってシンプル。なんだか潔くて気持ちがいい。
中華そばの中を頼んだ。下松のラーメンは牛骨ラーメンだ。少し甘みのあるスープに細麺がマッチしていてツルツル入っていく。このスープは中毒性があり、ついつい飲み干してしまうほど美味しい。やっぱり下松のラーメンは美味しい。
行列に並んで1時間後に店を出た。1時間のうち、3分の2は列にいた。人気店だし、仕方のないことだ。
下松駅のホームには下関方面から下松行きの115系4両編成が入線する。これはイベント用の臨時列車だ。しかも、最近復刻したという山陽色と呼ばれる車両が充当されている。多分、このイベントに来た鉄道ファン向けにあえてこの色の列車をあてがったのだろう。近くのコンビニで飲み物を買い、何となく動かずにダラダラしているとうまい具合にやって来た。
この後、私は歩いて30分ほど歩いたところにある楠邸へ戻った。昼寝でもしようかな。
最後に店舗情報です。
- 北斗亭
- 住所:山口県下松市北斗町12-19
- 電話番号:0833-41-1947
- 営業時間:10:00~22:00
- 定休日:火曜日
今回はこんなところで。
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