下松発下松行き その21
由宇から先は柳井港までほぼ海に沿う。
そして、左前方に見えてきたのは周防大島だ。
神代も木造駅舎だ。そして、向こうに海が見える。ピンボケ申し訳ありません。
航行するフェリーは柳井と愛媛県の三津浜とを結ぶ防予フェリーだ。前回乗ったのはもう30年近く前になる。2時間ちょっとの船旅なのでひと寝入りできるのがいい。
本土と周防大島の間の大畠瀬戸に架かる大島大橋。この橋のおかげで便利になったけど、国鉄大島航路は廃止された。1976(昭和51)年のことだ。この距離だから早かれ遅かれ橋は架かっていただろう。
大畠に着く。駅名標の隣に立っている乗り換え案内を見ると一番に小松港とある。これは大島航路の大島側の港が小松港で、つまり大島航路の名残りだと勝手に思っているのだけど、バスにも小松港行きがあるので、ぬか喜びなのかもしれない。ちなみにこの案内板は学生の頃からある。
この板塀は邪魔だけど、大畠もすぐ背後が海だ。このホームは上屋の形状などからかつては島式だったと思われる。でも、調べてみたけど、そういう記録はなさそう。
上り1番線にある乗り換え案内。これはバスの案内っぽいけど、こちらには小松港の文字はない。とすれば、あれはやっぱり大島航路時代のもの?
大畠駅駅舎。ここまでの3駅と比べて大きいのが分かる。
大島を見ながら進む。
先ほど見たフェリーが発着する港を有する柳井港に着く。駅を出て、道を挟んだ向こうに港があるので、乗り換えは大変便利。
柳井港はかつて2面3線だったのが分かる。
柳井川を渡って、
15時11分、柳井に着いた。多くの乗客とともに私もここで降りる。今回はこんなところで。
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