奥出雲へ行ってきた その4
出雲坂根を通過(!)して先へ進む。
で、立ち寄ったのが八川。古めかしい駅舎がいい。1934(昭和9)年に木次線が出雲三成から延伸した際に終着駅として開業した。そして、3年後の1937(昭和12)年に備後落合まで全通して途中駅になった。
駅横には庭がある。ここにもツツジが咲いているが、比婆山同様庭の規模は大きめだ。いつも紹介している「ミニ」ではない。
駅舎内の様子。正に昭和。いいですね。
出札所。左のサッシには幻滅するけど、雰囲気は十分出ている。自動券売機とは無縁といった感じ。
待合室の木のベンチ。
駅の時刻表。出雲横田-備後落合間は1日3往復の超閑散区間。
こんな注意書きが。ルールを守れないのなら警察にしょっ引かれてもいいと思いつつ、同類に見られるのも迷惑千万な話とも思う。同じ鉄道ファンとして恥ずかしい。
木の改札。滅多に見なくなった。
国鉄駅名標。白地に黒い文字は比較的見かけるけど、青地に白い文字はなかなかお目に掛かれない。主要駅に挟まれて、急行列車の停車はついぞなかった。
今の駅名標。
八川駅の愛称は「脚摩乳(あしなづち)」
ホームは駅舎より一段高いところにあるのが分かる。
備後落合方面。
出雲横田方面。使われなくなったホーム。千鳥配置になっている。そこには桜の木が植えられている。
トロッコ…「奥出雲おろち号」の停車位置を示す表示。
ホームから駅舎。
駅全景。
駅舎から駅前。向こうに見える建物は八川そば。別に目当ての店があったので今回はスルー。ごめんなさい。かつて「おろち号」ではここと亀嵩の蕎麦が供されていた。「おろち号」も含めて亀嵩の蕎麦は木次線に乗る度に食しているけど、八川は未だ食べたことがない。重ねてごめんなさい。
八川駅だけでいろいろ撮ったので、今回はこんなところで。
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