三豊・観音寺めぐり その9

雲辺寺ロープウェイを降りると道が二股に分かれている。

雲辺寺ロープウェイ山頂駅

右が雲辺寺山頂公園、左が雲辺寺へ通ずる道。この後ろがそうなんですが、それは撮っていなかった。

厄除、交通安全祈願所

雲辺寺は厄除、交通安全祈願所とある。

県境

上にもある通り、この辺りは県境が横切っている。

雲辺寺のいわれ

山頂駅には雲辺寺のいわれが書いてあった。四国八十八箇所でもっとも標高の高いところに位置することから「四国高野」と呼ばれる。桓武天皇の御代、空海が16歳の時の開創というのは驚きだ。さらに時代が下ると鎌倉時代には境内に12の坊と周辺にも末寺が8つと隆盛を極めたというのも「四国高野」と呼ぶに相応しい。

五百羅漢

まず雲辺寺のほうへ行く。もともと行く予定にはしていなかったけど、近いのならとお参りすることにした。参道といっていいのか分からないけど、見たことのある石像が並ぶ。この下り坂を下りても至る所に立っている。五百羅漢だ。いつ見ても表情が豊かであり、リアルだ。

七重塔

七重塔がある。写真の右には多くの羅漢が並んでいた。

大師乳銀杏

この向かいにあるのがイチョウの木。「大師乳銀杏(だいしちちいちょう)」と呼ばれるもので、昔お乳の出ないお母さんに空海が銀杏の苗を植え、お乳が出るようお祈りをし、気の幹を削り、煎じて飲むとお乳がでるようになったという逸話がある。

なごりもみじ

山門の前は少し広くなっていて、その一角にモミジの木があり、「なごりもみじ」とある。秋になればきれいなんだろうなと思う。

雲辺寺境内案内図

雲辺寺の境内図。山の上だけど、ちゃんと揃って?いる。

では、お参りしよう。が、今回はこんなところで。