掃海母艦ぶんご
今朝、高松港まで散歩に出かけた。最近、ときどきこうやって歩いているが、朝早く歩くのは気持ちのいいものである。でも、今朝は6時半にしてもう暑かった。でも、風が強かったのは幸いであった。
家から高松駅へ向かい、さらに高松港へ。すると、
なんと、巨大な艦船が!女木島が半分隠れている。後ろに2艇横抱きで係留されていて、合計3艇が停泊しているのが分かる。年に何回か海上自衛隊の艦船が高松港へ寄港するのだが、ここまで大きくて長いのは初めて見るような気がする。
さらに近づいてもう1枚。あらためてその大きさに驚かされる。高松港5万トン級岸壁に横付けされているが、総延長310メートルのうちドルフィン形式の85メートルを除いた225メートルの3分の2ほどがこの巨大な艇で、残りのスペースに他の2艇が停まっている感じだ。手前はほとんどスペースがないくらいギリギリまで前に着けている。
逆サイドに回って艦橋をのぞむ。まるで要塞だ。
今日明日は一般公開するそうです。香川県のホームページを見ると26日から入港していて、明日の19時に離岸するという。艦船ファンにはたまらないイベントだ。
掃海母艦ぶんごと掃海艦えたじまの母港は呉で第3掃海隊の所属、掃海艇つのしまのそれは神戸で第42掃海隊に属している。だから、編隊を組んでやってきたわけではないようだ。長さはぶんご141メートル、えたじま67メートル、つのしま54メートルとなっていて、母艦、艦、艇で大きさが異なっている。
えたじま(左)とつのしま。逆光でほぼシルエット状態。こうしてみるとえたじまの方が一回り大きいのが分かる。
えたじまの船尾からぶんごに向かっての1ショット。これ、カメラは海に出してるんですが、えたじまを入れることができなかった。えたじまが岸壁の端ギリギリに着けてもぶんごの前は10数メートルしか余裕がなかった。ぶんごとえたじまの全長の合計が208メートルで、岸壁の長さ225メートル、ぶんごの前後のスペースを考えるとたしかにギリギリの長さになる。上手に着岸するものだと感心する。
この時点で7時過ぎ。艦艇の周りはそろそろ人が集まりかけている感じであった。一眼レフで撮影をしている人もいれば、海上自衛隊のグッズらしいシャツやキャップを身に付けた人の姿もちらほら見かけた。私も「鉄」のはしくれだからこういう人たちの気持ちはよく分かる。今日と明日は大いに盛り上がるだろう。
いつも大きいなと眺めている小豆島行きフェリーと比較するとこんな感じ。びんごの前では小さく見える。
今回はこんなところで。
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