雪とローカル鉄道 その31(奈良井宿⑥ーC12静態保存と列車撮影)
鎮神社正面の小径からまっすぐ行くと中央本線に出る。その向こうは駐車場になっていて、そこにあるものが目に留まった。「あそこに何かおるぞ」と楠君。

で、行きついたのは奈良井権兵衛駐車場。ここにある案内図は駅前にあったものと同じ。車の人はここで車を置いて上町から歩いてくださいということだ。「その28」で見かけたコミュニティバスの「すてっぷくん」はここ権兵衛橋までで、以南はデマンド交通になる。

薬と日本酒の看板が並ぶ。酒は百薬の長?違うか。百草丸は長野の木曽地方に江戸時代から伝わる、伝統薬であり、胃腸薬である。

宿の広告もある。

で、見つけた「何か」はこれ。蒸気機関車C12の199号機だ。

解説板。1943(昭和18)年に簡易線規格路線用として製造。飯山、山形を経て1955(昭和30)年に木曽福島機関区に転属以降は1974(昭和49)年の引退までここで過ごした、とある。こんな山岳路線によく配属されたなと思ったら、主に入れ替え用だったと書かれていて納得。

可愛らしい車体。

ここには薬師如来がいたり、

お地蔵様がいたりする。そろそろ宿へ行こう。

鉄道で何度も渡った奈良井川。

踏切にはこんな看板が。地元の人が車で走っているのを見て入ってくる車もあるのだろう。

宿まで線路際を歩こうと思う。これはいい眺め。
で、いくつか動画を撮ってみた。これは上り普通列車。
上り特急「しなの」
下り貨物列車。ちなみに12時頃にEF64重連の上り貨物列車が通ったけど、私は電話中で撮影できなかった(泣)。が、今度のダイヤ改正で中央本線からEF64は引退したのでリベンジはできなくなった(!)。
私たちはそのまま線路沿いを宿まで歩いてそこから表へ回って投宿した。この時点で14時になったくらい。ずっと部屋にいるのはもったいないので荷物を置いたらまた出るつもりだ。
今回はこんなところで。







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