雪とローカル鉄道 その48(岩村城下町散策②)

西町ふれあい広場で小休止した後、さらに先へ進む。

かんから屋

いい味を出している店が並ぶ。かんから屋というお食事処。五平餅の暖簾があって食べたくなる。

古本屋

古本屋もこういう店舗だとより古本屋感(?)が出ていい。

新聞店兼化粧品店

新聞店兼化粧品店とは面白い組み合わせ。今はやってなさそう。

古い街並み

道の曲がり具合がいい。

高札場

下町枡形に差し掛かると高札場がある。ここもまた奈良井宿と同じように当時のものが残されている。

庚申堂

庚申堂。もともとは江戸時代のはじめに岩村藩主松平乗寿が城下町の守護のために祥雲寺というお寺を建立したのがはじまり。祥雲寺は戦後名古屋に移っていて、地元の有志によってこの庚申堂が復元されたのだ。

古い石造物

これらの古い石造物はいずれも江戸時代初期の祥雲寺建立のころのものだそうで、岩村では最古のものだという。

古い街並み

城下町は続く。お城は正面の山の上?

国定教科書販売取次店

国定教科書の取次店の看板がある本屋兼文具店。でも、ここもやっていなさそうだ。

ホーロー看板

戦前っぽいホーロー看板。

大黒屋商店

駄菓子やお餅などを販売している大黒屋商店。楽しそう。

かめや

お菓子屋のかめや。昨日くらいゆっくりできたら何軒か入っていただろう。

古い街並み

街がいっそう古めかしくなった。

勝川家

勝川家。幕末に台頭した商家だ。

浅見家

浅見家。江戸時代初期に松平家乗が上州からこの地に転封となった際にともに来ており、幕末には大庄屋を勤めた。その11代目が1906(明治39)年に大井(現恵那)-岩村間に岩村電気軌道という岐阜県初の私鉄(路面電車)を開業させている。

土佐屋

土佐屋。染物を扱っていた商家だ。今は「工芸の館土佐屋」となっている。

復刻ポスト

景観に合わせて作られた明治20年ころのポスト。

城下の街並み

車がなければもっと趣きがあるのだけど、こればかりは仕方がない。

坂道倶楽部

坂道倶楽部は貸衣装の店。城下町を歩くのに似合いそう。

岩村観光案内所

岩村の観光案内所。もとは蔵だったような建物だ。

浅井家

浅井屋。衣料品店だけど、今日は休み?

木村邸

木村邸。江戸時代の中期から末期にかけて栄えた問屋。藩主専用の出入り口があり、藩が財政難に陥ると御用金を用意するなど藩の信頼が厚かったことが窺える。

言志四録

これも佐藤一斎。氏が記した「言志四録」の一節。私もそうありたい。

民家も立派

普通の民家も立派な造りをしている。

本町交差点

本町の交差点までやって来た。この先には岩村醸造や松浦軒本店など駅の名産コーナーにあった店がある。でも、残念ながら時間の関係で引き返すことにする。

立花屋

立花屋。喫茶店だけど、ショーケースがあるところを見ると昔は洋品店か何かだったのか?

京屋家具店

京屋家具店。外観からは家具屋さんには見えない。

イロドリベース

イロドリベース。地元産の野菜やその加工品、他にはクラフト雑貨の販売をやっているお店。

道しるべ

道しるべのところまで戻ったきた。私たちはここを右に折れる。

雪が多く残る

一本外れると雰囲気がまったく異なる。

駅

手書きで「↑駅」というのがいい。

一本ずらすと…

城下町の筋と違って、田畑が多いこちら側は雪が多く残っている。

岩村のマンホールの蓋

岩村のマンホールの蓋。城と松とハナショウブが描かれている。

岩村川

岩村川。細い流れだけど、これが阿木川、最終的には木曽川に注ぐ。

アケチ100形

そして、発車10分ほど前に駅に戻った。で、やって来たのはアケチ100だ。これで明知鉄道の2系式はコンプリートしたことになる。まぁ、2系式ですから、そう難しいことではないか。

旅もそろそろ終焉を迎えようとしている。今回はこんなところで。