気ままな旅 その31(厚狭~下関)

12時41分発の下関行きに乗る。でも、何かで遅れて12時50分頃の発車となる。115系の4両編成だ。

新幹線と並走

しばらく新幹線と並走する。

ホキ

ホームから見えていたホキの編成の横を走る。

DE10

その先頭にはホームで撮ったDE10が付いていた。

山と田んぼ

新幹線と分かれると基本的にこんな風景が続く。

山陽自動車道と交差

山陽自動車道をくぐる。

埴生駅

急に住宅が増えて埴生(はぶ)に着く。

埴生駅

埴生の改札口。

山陽オート

埴生といえば、山陽オート。全国に5つあるオートレース場のひとつだ。

木屋川

トンネルを2つ抜けて住宅街に入り、木屋川を渡ると、

巨大なカップヌードル

巨大なカップヌードルが

日清食品下関工場

日清食品の下関工場が見えてくると

小月駅

小月(おづき)に着く。かつてはここから長門(ちょうもん)鉄道が分岐していた。ここでまとまった乗降があった。

田んぼ

小月を出ると田んぼが続く。平坦なので、かなりの高速で走っている。

神田川

神田川。

長府駅

田んぼが終わって、再び住宅街を見ながらボイラーで有名な長府に着く。長府は橋上駅だけど、その土台はかつて使われていたホームだ。次代のために役に立っているとはいえ、ちょっと寂しい気持ちになる。

長府の街

その長府を出てもすぐには街を出ることなく、家やビルが連なっている。そして、いつしか街を見下ろしている。

新幹線と交差

トンネルを抜けると再び山や田んぼの風景になり、そしてまた、街の風景に変わって、新幹線と交わる新下関に着く。

新下関駅

元は長門一ノ宮だった駅を新幹線開業時に変更した。ここも乗降は多い。ここ下り線は6番線で、上り線は4番線である。5番線はこの間にあり、待避線となっている。

ちなみに新幹線は島式1(下り1、2番線)、相対式1(上り3番線)の2面3線の上下非対称の珍しい構造。真ん中に上下の通過線が各1本ある。上り3番線の反対側は将来4番線として使用できるようになっている。「のぞみ」で通過ばかりしているから、新下関の新幹線ホームの造りはまったく知らなかった。

下関国際高校

新下関を出て間もなく、道路の奥に見えているのが甲子園にも出たことがある下関国際高校。

だんだん下りていく

このまま市街地が続くが、路線は徐々に下っていく。

地の底を這うように

まるで川底。

多くの側線

再び地上に戻る(?)と、レールが分かれる。

解体を待つ115系?

多分、あの115系は解体待ちの編成だと思う。悲しいけど、227系が増備されているので、仕方がない。

下関総合車両所

下関総合車両所。

幡生駅

広い構内の一角にある幡生駅の駅舎。以前降りたことがあるけど、古くて雰囲気のいい駅だ。この先、機関車や貨物列車の大群が見られるのだけど、それは帰りに撮っています。

橋脚跡

幡生を出てちょっとだけ快調に走ると減速を始める。左手には気になる路盤が並走する。で、今でこそ信号機が林立しているけど橋脚跡がある。明らかに違う雰囲気の中を走っている。

大丸やシーモール

大丸やシーモールが見えてきた。

ホームに並ぶ室外機

ホームに無数のエアコンの室外機が並べられているのが不気味だ。かつてはブルートレインがその長大編成をここまで横たえていたと思うと寂しいことである。

下関駅駅名標

そうして、厚狭から約30分ほどで下関に着いた。向こうに見えるのは小倉行き普通列車。

短いながらも中身が濃く、あっという間の到着であった。今回はこんなところで。