気ままな旅 その42(美祢線代行バス③)

9時24分頃、於福を出る。

美祢線と並走

依然、美祢線と並走している。

美祢線と並走

まっすぐ北へ延びる。

美祢線と厚狭川

しばらく西側に離れて流れていた厚狭川がいつしか国道と美祢線の間に来たかと思うと、今度は国道と交わって東を流れる。

またどうぞ交流拠点都市美祢市へ

「またどうぞ交流拠点都市美祢市へ」の看板を見ながら美祢市とはお別れだ。

国道316号最高地点

だんだん登って、国道316号最高地点標高213メートルの標識を見て大ヶ峠(おおがたお)隧道に入る。

大ヶ峠トンネル

長さは1,066メートル。これで分水嶺を越える。

分水嶺を越える

トンネルを抜けて長門市に入る。ここから日本海側になる。

美祢線とオーバークロス

目の前に見える次の大ヶ迫(おおがさこ)隧道との間の大ヶ迫大橋の下を美祢線がくぐっていく。

下り勾配

最高地点を越えたので、あとは下りるだけだ。

長門の文字が

道路標識に長門市や青海島の文字が見えてきた。

石州瓦

屋根が赤い家がちらほら見られるようになる。石州瓦だ。ここを右へ曲がれば渋木駅に向かうのだが…。

渋木駅前停留所

ここも駅へは入らず、国道沿いに停車する。

渋木駅

バスが出てすぐ右手に渋木が見える。桜が満開だ。美祢線との間を流れる川は深川川に変わっている。流れはもちろんバスの進行方向と同じく北に向かっている。分水嶺を越えたというのが分かる。

美祢線と深川川

美祢線と分かりにくいけど深川川をまたいでそれぞれ車窓の左手にくる。

カーブを描く

カーブを描く。

桜と深川川

深川川と桜並木。春ですね。桜に見惚れてこちらばかり見ていたけど、反対側には2016(平成28)年に故・安倍元首相とロシアのプーチン大統領が会談をした大谷山荘がある。

長門湯本温泉街に入る

長門湯本の温泉街に入ってきた。

長門湯本駅へ向かう

バスは国道から外れて駅のほうへ向かう。

長門湯本駅前の木々

駅前の木が立派だ。

長門湯本駅

長門湯本の駅舎が見えて、

長門湯本駅

9時43分頃、長門湯本に着く。この国鉄チックな扁額が重みを感じる。

長門湯本駅駅前の桜

駅前の桜。瀬戸内川より日本海側のほうが桜が満開になっている率が高い。

ふじた商店

駅前の温泉へ通ずる道沿いにはサンデン交通のバスのりば兼店舗があるが、今はやっていないようだ。この道、意外と長く、駅前から温泉街までの距離は500メートルほど。鉄道で来た人にとってはけっして楽な距離ではない。しかも、登りになっている。

サンデン交通

サンデン交通のバスとすれ違う。

美祢線と深川川

温泉街に戻って、再度深川川と美祢線をまたぐ。ここからだと駅がどこにあるのか分からない。

えっちらおっちらとなかなか進みませんが、美祢線代行バスは次回で終わる予定です。今回はこんなところで。