気ままな旅 その63(俵山温泉・熊野神社)
11時40分頃、俵山温泉に着く。

停めた駐車場のすぐそばに神社があるので、さっそくお参りする。

なんと熊野神社であった。今から1,000年ほど前に熊野権現(熊野三山=熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の総称)より勧請を受けたというから歴史は深い。そして、この神社は俵山温泉の守り神でもある。

拝殿。玉垣には昭和5(1930)年御大典と記されているから、昭和天皇が即位したときに建立されたものだ。ということは95年前に造られたというわけだ。

手水舎。こちらは明治22年とあるから1899年に奉納されたもので、もっと古い。鉄道でいうと東海道本線が全通した年に当たる(遠い目)。

横にある階段を登った先には熊野山公園へとつながっている。登りませんでしたが。

その脇にあるこの施設?は何だろう。茶店?

この位置からの見晴らしがいい。温泉街が一望できる。右の石燈籠が先ほどの施設、左の屋根が熊野神社。

幕末の長州藩の重臣であった村田清風はその晩年、俵山温泉でたびたび逗留していた。その俵山温泉は平安時代である916(延喜16)年に薬師如来の化身といわれる白猿が見つけたという。なので、この温泉も熊野神社同様1,000年以上の歴史を持つ。
では、そろそろ温泉街へ向かうとしよう。今回はこんなところで。







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