気ままな旅 その64(俵山温泉街①)

熊野神社にあった案内図。旅館が並んでいる(真ん中が破れてますね)。けっこう件数が多い。が、昔は40軒ほどあったというから、いかに湯治場として人気があったかが窺い知れる。旅館はこれだけあるけど、実は内湯で温泉を引いているのは意外にも1軒だけで、地元の人も観光客、宿泊客も温泉街にある共同浴場を利用する。

では、行ってみましょう。なんかいい感じ。

街道っぽいなと思ったらここは江戸時代、赤間関街道の北筋道の一部になっていた。1,000年も続く温泉なら当然か。また、ここから長府街道も分かれていた。それにしても、昨日からいろいろな街道を巡っていますね。この写真は温泉街を通り抜けたところにあったもので、まだそちらに向かう前です。

三猿まんじゅうともなかがここの銘菓のようだ。

向かいにあったこちらのお店は残念ながらやっていない。雰囲気いいんですが。

この玄関の構えがいい。

昭和感あふれる旅館。

この道の曲がり具合がいいですね。

見ざる。

言わざる。

聞かざる。これは俵山温泉が白猿が見つけたことに由来するという。それで土産も三猿まんじゅうなのだ。

昔からの街道はどこを切り取っても絵になる。

来た道を振り返る。旅館の軒下の犬矢来(いぬやらい)が京都を思わせる。

この旅館は玄関は近代化されているけど、庭は落ち着いた和風だ。

通りがだんだん狭くなっているような気がする。

上の写真は吉田屋の隣にあるのだが、ここは廃業したのか、営業している様子はなかった。風情があっていいのに。

日曜日のお昼なのにひっそりして静かだ。

脇の道を上った先にも旅館がある。

奥に見える「ねる山」はゲストハウスだ。

共同浴場の町の湯。誰か映ってますね。そりゃ、ガラスの正面に立てばね。

これは逆の正川へ下りる階段。

町の湯の隣に「たべ山」というそば居酒屋がある。
駐車場からここまでわずか150メートルほど。写真はこれ以上に撮っている。散策はまだ続く。まるで2月の奈良井宿のようだ。が、今回はこんなところで。







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