広島たび その16(広島電鉄新線・廃線・休止区間)

最初に乗るのは1号線の広島港行き。5100形だ。この編成はサンフレッチェ広島レジーナ電車。

窓際や

壁や

天井に選手の写真が貼られている。

この列車は短い車両の5両連接車なので、一番後ろの車両から撮っているのに前まで見通せる。ご覧の通り、ロングシートとクロスシートが混在している。私は空いているクロスシートに腰を下ろす。

この記事もまたカメラとGOPROの画像が混在しています。このホームも見納め。

これは広島電鉄のホームページから引用した現行の路線図です。今シリーズでは以降もお借りします。なので、廃線は載っていません。これから乗る1号線(本線、宇品線)は水色で路線が描かれ、広島駅電停と広島港電停に1⃣とある路線がそう。こうしてみると、単に広島港を目指すのであれば5号線が早く着けたわけで、明らかな遠回りなのだが、これが後々どうなっていくのか。前回「その15」の広島駅電停の最後の800形の写真は5号線になっていた。時刻表を見ると8時33分発っぽいので、今から乗る列車より10分ほど早く出て、その上ショートカットするルートを走るので、到着時刻は20分ほど早く着くことが分かった。1本後に出る5号線がこれから乗る1号線と同じくらいの時間に出るので10分以上は早い。もったいないけど、のんびり楽しみましょう。

8時43分発だが、2分ほど遅れて発車。今は廃線となった区間を走る。さっそく右にカーブする。一番後ろにいるから列車の曲がり具合がよく分かる。向こうに上り電車が見える。

6号線の800形でした。こういうすれ違いをいちいち紹介していくとキリがないほど列車がやってくるので極力割愛させていただきます。

猿猴橋町電停。

5両編成同士の交換。2号線の列車だった。これから渡ろうとする橋は猿猴橋かと思ったら、荒神橋だった。

猿猴川を渡る。向こうに見えるのが猿猴橋。

カメラで撮ったのがこれ。右にそびえる高いビルはビッグカメラ広島駅前店。

荒神橋を渡り終えて的場交差点を過ぎると的場町電停に着く。ここまでが廃止された路線だ。この的場町電停と次の稲荷町電停の間は来年春の循環ルートへの切替工事で休止になっている。

休止中の区間。レールの幅が広いなと思ったら広島電鉄の軌間は1435ミリで標準軌であった。

稲荷町電停を出て間もなく稲荷町の交差点にさしかかる。そこに現れたのは8月から供用が開始される駅前大橋ルートだ。

南へ直進する新しいレールと従来の西へ延びるレールそれぞれ完成している。平面で直交する、いわゆるダイヤモンドクロッシングである。

カメラで撮った駅前大橋ルート。奥が広島駅。右のレールが5号線、左のレールが1、2、6号線になる。

他の電停とは一線を画するようなきれいに垢ぬけたイメージの稲荷町電停。これは上り列車のホーム。軌道も石畳ではなく、コンクリート敷になっている。下りはどうだったんでしょうね。
たった500メートルの区間だけど、新線、廃止、休止が目まぐるしかったので、今回はこんなところで。







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