広島たび その26(江波線)

事故でしばらく停まっていた江波線がようやく運転再開。

江波行き1900形

やって来たのは1900形。広島港にもいた車両だ。

1957(昭和32)年製

1957(昭和32)年製なので運行開始から68年目になる。

京都市電のロゴマーク

京都市電の銘板。外で何枚か撮って乗り込むと12時50分頃、発車。

運転席

運転席。

銘板

ここにも銘板。

制御器

制御器。真鍮製のハンドルが時代を感じさせる。

1900形 車内の様子

車内の様子。これこそ路面電車の車内です。

広電路線図

また広島電鉄様のホームページより引用です。江波線は8号線、横川駅電停からまっすぐ南に下りるピンクの路線がそう。

横川駅電停

車内で発車を待っていると次の江波行きが入線する。事故で後ろが閊えていたのだろう。続けて入ってきた。向こうは800形で同じ単行車だ。

中広通り

横川駅前の中広通りを横切ってスタート。つりかけ式のモーター音が20年ほど前まで走っていたことでんの旧型電車を思い起こさせて嬉しくなる。

それがこれ。

横川駅電停行き700形

私たちが乗る電車が停まっていたホームが空くのを待っていた、広島港からの7号線の700形。

天満川

天満川。

城南通り

城南通りを過ぎて寺町へ。

十日市町電停

はじめに乗った十日市町電停まで戻ってきた。江波線はこれを直進して南へ進む。

本線に合流

相生通りを過ぎて、宮島方面、江波方面への本線と合流して江波線の十日市町電停に着く。

渡り線

その十日市町電停を過ぎたところにある渡り線。区間運転などないが、何のための渡り線なのだろう。たいていの人はスルーしそうなことなんですが、こういうのが気になるんです。

土橋電停

土橋電停。十日市町電停からここまでの一区間だけ本線に入り、ここからが江波線になる。

横浜駅電停行き700形

やってきたのは8号線の横川駅電停行き700形。

宮島方面へ分岐

西広島、宮島口方面への路線が分かれていく。

渡り線

再び渡り線。さっきと同じ向こうからこちらへの渡り線となっている。

平和大通り

三度目の平和大通り。こちらはここから寺町通りから舟入通りに変わる。

船入町

舟入町電停。この言い訳程度の上屋もいいですけど、出入り口にある行灯式の駅名看板もいい。

国道2号新広島バイパス

これまた3度目の国道2号新広島バイパス。

舟入本町

舟入本町電停。向こうに見える小さな食堂なんか雰囲気があっていい。何となくだけど、新広島バイパスから南はまだ昔の風情を残している街並みがいくつかあるように感じる。

横川駅電停行き700形

横川駅電停行きの1900形と交換。広島港で見たのは銀閣、今乗っているのが平安、で、これが清水とどれも京都にゆかりのある名前ばかりというのも雅な感じがする。向こうに見えるのはフレスタというスーパーマーケットで、広島市に本社があり、広島県全域に加え、岡山県と山口県にそれぞれ数店舗を持っている。

霞庚午線

舟入南電停に着く直前で霞庚午(かすみこうご)線を横切る。ちなみに船入町電停から舟入南電停までは5電停連続で舟入が電停名に入っていて、江波線の両端の電停以外はすべて舟入が付いている。

江波中学校

南北に長い江波中学校が見えてくると、

江波中学校

右にカーブして、

江波電停

江波電停に着く。電車を待つ人がいるホームを自転車が走るのが面白い。右の白い建物は江波中学校の体育館だ。

1000形広島駅電停行き

電車から降りたところで広島駅行きの6号線の1000形入ってきた。先ほどのホームで待っていた人はこれに乗るためであった。

新旧そろい踏み

新しいのもいいけど、古いのも味わい深くていい。

今回はこんなところで。