下松発下松行き その15

根笠を出て、

錦川にピッタリ沿う。

依然として川幅は広い。

吊り橋が見える。

国鉄時代の駅名標の残る柳瀬に着いた。ホームの向こうは錦川。

駅名標。「やなぜ」と濁る。ブレてしまった。

1962-11の刻印があった。河山から錦町へ延長されたのは1963(昭和38)年10月だから正に建設途上で造られていたことを示すものだ。

長い柳瀬トンネルをくぐって錦川橋梁を渡る。錦川を渡るのは川西以来これが初めてだ。

そして、レールが分かれ、

側線が見えてきて、

洗浄台が現れて、

終点・錦町に着いた。川西から32.7キロ、約1時間の旅であった。

今回はこんなところで。