三豊・観音寺めぐり その7
次は最後の目的地である雲辺寺へと向かう。道の駅とよはまから車で20分ほどで雲辺寺ロープウェイののりばへ向かう。
で、ロープウェイのりばの駐車場に着いたとき、妻が「何か列車があるよ」という。
「あ、これか」と私が言う目の前には2両の客車が並んでいる。
四国遍路の駅・オハネフの宿。昨年の4月にオープンしたお遍路さんやライダーのための宿だ。
善通寺の岸井うどんのオーナーが2年かけて移送、整備してオープンさせた。それに合わせてうどん店もこちらに移転している。ビニールハウスで営業をしているということは知っていたけど、善通寺時代は行ったことはない。それにこの日はお休みだったようで、客車の奥にあったテントがそうらしい。
「なは」のトレインマークを掲げたオハネフ25。奥に見える白いテントはシャワー室らしい。うどん店は写真には入っていないけど、この右にあるようだ。車両に気を取られてうどん店のことは頭になかった(すみません)。
「なは」のトレインマーク。
「デュエット」のロゴが特別感がある。なので、この車両は現役時代のまま2人用個室として販売されている。
行先標には観音寺の文字が。
熊本所属の車両だったようだ。
続いて「瀬戸」。
「瀬戸」のトレインマーク。
こちらはオリジナルのオハネフ25で、宿でも開放式B寝台のまま使われている。ドアの上には2段式B寝台を表す3つ星が輝く。懐かしいなぁ。
こちらも「観音寺行き」となっている。
逆サイトから。所属は階段の欄干に隠れて見えない。
泊まってみたいと思うけど、車でしか行けないし、食料は麓で調達しなければならない。風呂はシャワー室があり、同じく麓に温浴施設があるからそれを利用してもいい。山の上なので泊まるなら誰か誘って行きたいところだ。
車内の様子は抜け蔵さまのホームページに詳しいですのでそちらをご覧ください。
気になるのは屋根が付いていないので、車両の傷みが激しいことだ。オープン当初のネット記事などを見ると、当たり前だけど塗装がきれいだった。1年4か月ほど経った今では塗装が剥げたり、浮いた個所があり、雨だれの筋が至る所で見られたりといろいろ手入れをしたほうがいいと思う。
せっかくの面白い宿だから今以上に活かしてほしいですね。今回はこんなところで。
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