むろととうずしお その14(表町商店街)
12時過ぎにだてを出て、表町商店街を歩く。表町商店街はオランダ通りの一本西の通りになる。
表町商店街は秀吉政権下で五大老の一人であった宇喜多秀家が父・直家の治世から本拠とした岡山城下の西国街道(旧山陽道)沿いに備前国の商人を呼び寄せて形成された商人町が始まりだ。

これはあくら通りから表町商店街に入って北側の下之町を見る。キッチンカーが並んでにぎやかだ。

私たちは南の栄町に入る。

天井には提灯がぶら下がる。

紙町へと進む。

振り返って天井を入れてみる。なかなかきれいだ。

空襲の被害から免れたような店舗もあって趣きがある。

こういう昭和を思わせる路地裏の店の並びも味わい深い。ここだけで1次会、2次会が済ませられそう。

一番南の千日前のアーケードを抜けると岡山芸術創造劇場ハレノワに出る。一昨年9月に開館した新しい劇場だ。そこにものすごい人だかりができている。それも年配の方が多い。何だろうと思ったら…

演歌歌手の天童よしみのコンサートでした。そりゃ、大勢来ますよね。

つづいて新西大寺町商店街に入る。

歴史のありそうな紙店だけど、商店街のマップにはなく、店と関係のないポスターが貼られているところを見ると廃業しているようだ。

こういう町中華は美味しいんだろうな。隣のZEIDAは理容店。創業が1885年とあるから140年になる。

この各店ごとの上にある商店街で揃えたお店の看板も昭和を感じさせていい。

ここの釜飯も気になる。

こういう看板もいいなぁ。

ここにも魅惑的な通りがある。

岡山県で最も有名なパン屋さん、木村屋だ。「パン、パン、パン、木村屋のパン♪」というごきげんな歌のCMがよく流れていた。

アーケードを出る。ちょうどここが新西大寺町筋電停だった。
商店街を無目的に歩くのもいいものです。今回はこんなところで。







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