岡山小回り その18
それでは倉敷市へ戻るとしよう。帰り道は逆サイドに座る。
発車して間もなくレールがあったようなところを通る。これは正に踏切跡で、2016(平成28)年まであった西埠頭線の路盤だ。貨物線なので私たちは利用できないけど行き来する貨物列車を撮った人も多いのではないか。
右は水島海上保安部で左は県の水島港湾事務所。
右から高架がやってきた。
水島臨海鉄道の貨物線だ。合流して水島へと入る。
水島を出ると片側3車線の立派な道路が。行きでは気付かなかったが、これは県道428号、倉敷西循環線だ。工場で働く人がそれだけ多いということなのだろう。この日はお盆、道路はガラガラ。
常磐の駅前にはホテルルートイン倉敷水島がある。こんな感じで常磐の周辺にはホテルがいくつかあり、出張で来るサラリーマンにはありがたい存在となっている。
弥生と浦田の間にある福田神社。拝殿も本殿も大きく、境内は広い。
そして、側線の跡が現れる。西富井を出て、しばらく並走すると分岐してからあちらへ下りるようになっている。バラストはちゃんと残っていて、レールがない以外は現役時代のままのようだ。調べてみると、この遺構は専売公社の専用線であった。工場の閉鎖は1996(平成8)年ということなので、その頃まではこの専用線も稼働していたのだろう。
球場前にあった専用鉄道開業80周年を記念した勾配表を模したモニュメント。専用鉄道としては1943(昭和18)年開業だから去年(2023年)設置されたものだ。
そして、12時55分に倉敷市に戻ってきた。倉敷にはかれこれ6時間近く滞在している。
今回はこんなところで。
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