岡山小回り その19
倉敷からは伯備線に乗る。やってきたのは長船発備中高梁行きで、115系の2両編成だ。この列車は13時34分発で、この前に特急「やくも13号」が来るはずなのだが、遅れていて普通列車のほうが定刻にやってきた。新幹線が乱れているのか、単線の伯備線で「やくも」に遅れが生じているのかは分からない。
山陽本線が分かれる。
運賃表がカラフルだ。岡山地区の普通列車は岡山を跨ぐ運用が少なからず見られる。この列車もその一つ。
しばらくすると、高梁川が見えてきた。正面に架かる鉄橋は山陽新幹線だ。並走する道路は県道24号。私はてっきり新見まで国道180号にずっと沿っているものと思っていたら、実はそれは総社からでそれまではこの県道に沿っている。地図で見ると国道180号は岡山から吉備線に沿って総社に入って新見、米子を経て松江へと向かっている。
このタイミングで走ってくれると絵になるのだけど、そう簡単には鉢合わない。それにしても、いい天気だ。
高梁川の向こうに見えるのは高馬山。いくら調べてもこの山の名前が分からなかった。御存じの方、いらっしゃいましたら教えてください。
思いっきりブレているけど、これは井原鉄道の高梁川橋梁だ。この後、下り線を跨いで上下線の間に入って3線状態で清音駅へ向かう。
次の清音で降りる。ここで降りるのは1年4か月ぶりだ。先ほど見た井原鉄道に乗ったとき以来だ。
乗ってきた列車。冒頭の写真と違うじゃないかと思われるだろうけど、前と後ろで顔が違うのだ。列車増発と引き換えに短編成化され、足りなくなった先頭車を中間車の改造で賄うという荒業をやっている。どうやら25年ほど前からやっているようだけど、私が初めて見たのは20年ほど前だったと思う。
なぜ清音で降りたのか?久々の再会ということもあるけど、それは次回。今回はこんなところで。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません