岡山小回り その6
朝食を終えて店を出ると9時。
だいぶ人が増えている。
正面に見える甕には倉敷の地酒と書かれている。日傘の人のあたりには「名酒 備中吟醸」と彫られた大きな札がかかっていた。でも、やっているのかどうか分からない。
こちら側の岸も趣きのある建物が並ぶ。
ここは倉敷紡績で作られる製品の原綿の積み下ろし場の跡。舟運で児島湾まで運んでいたのだろう。
ここからは川を背に路地に入る。こういうのもいいですね。石畳がちょっと白く飛んでしまいました。モノクロのほうが味があるかも。
何十年も経っているような年季の入ったかまぼこ店。市内局番が2桁のままというのがいい。と思ったら、この店は既に廃業していて今はヤマウコーヒースタンドと装いも新たになっている。そういえば、金沢のひがし茶屋街にも古い店舗を利用した喫茶があった。
今来た道を見てみると…。奥行きがあるのにぐしゃっとなった様子がまたいい。
左を見るとこんな感じ。
右はレンガの建物が。江戸と明治が同居した感じだけど、違和感はない。
このレンガの建物はもともと倉敷紡績の本社工場で、それを改修して生まれ変わった複合文化施設・倉敷アイビースクエアだ。クラボウの歴史を紹介した倉紡記念館、レストラン、土産物店、ホテルなどが入る。私はこの門を眺めただけで素通りする。すみません。
今回はこんなところで。
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