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高水を出る。

岩徳線の旧来からある駅ではホームが長いのはもちろん、ホームを外れてもなおしばらく上下線が並走し、なかなか合流しない。客車はもとより編成の長い貨物も行き交ったことの証左だろうと思う。開通したのが戦争中のことで、 ...

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ありそうにないところに突然駅が現れた。

「その4」で紹介した生野屋と同じく請願によって誕生した大河内。駅前を見る限り、何もなさそうだけど、ここも近くに団地がある。同じ歴史を歩んで現在に至っている。

高いところは ...

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周防花岡を出た列車は新幹線と並走しながら進んでいく。

なだらかな稜線が続く。

生野屋(いくのや)に着く。相対ホーム1面の停留所だが、この駅は国鉄の請願駅で民営化直前の1987(昭和62年)3月27日に開業した。 ...

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7時20分、定刻に発車する。

櫛ヶ浜の長いホームを抜けると左にカーブして山陽本線と分かれる。こうしてみると構内はけっこう広い。

岩徳線に乗るのは何年ぶりだろう。楠君が山口の大学へ進学して以来、これまでに何度も山 ...

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次の列車まで26分あるので…ではなく、あえてすぐ接続するのより1本早い列車に乗ったのだ。こうして作った時間を利用して櫛ケ浜駅を観察しようと思う。

1番線から徳山方面。

逆に下松方面。どちらも直線だ。木造のホーム ...