四国2/3周旅 その10(窪川~土佐大正)

9時39分、窪川を出る。

4番線から1番線へと端から端まで転線する。

見付川を渡る。

2年前に訪れた岩本寺。四国八十八箇所の三十七番札所だ。

窪川を出て2分、早くも四万十川に沿う。

左は山、右は四万十川に挟まれた狭いところを走る。

田んぼと山。見えないけど、その間に四万十川が横たわる。

最初の停車駅・若井に着く。ここが予土線と土佐くろしお鉄道との分岐駅だ。田んぼの中にぽつんとある1面1線の棒線駅だ。

が、若井を出たものの、分岐しそうな雰囲気はない。

列車はここから南に向いて、2,132メートルの若井トンネルに入る。

トンネル内に信号がある。

若井トンネルで50メートルほど下って、トンネルを抜けると間もなくポイントが現れる。トンネルの中に信号があったのはこのためだ。

そうして、停車する。川奥信号場だ。信号はどれも赤。左右とも予土線と中村線の信号が付いている

信号が青になり、渡り線を右から左へ移動する。

中村線(右)と分かれる。予土線は四万十川とともに西に向かう。一方の中村線はループ線で予土線の下を通って次の荷稲(かいな)まで一気に80メートル下りて中村を目指す。

築堤を走って、そのまま家地川に着く。なので、駅も一段高いところにある。駅前には桜の木が並んでいる。

家地川を出て、短いトンネルを抜けると久しぶりの四万十川。ダムっぽく見えるのは佐賀取水堰。

穏やかな流れだ。

1974(昭和49)年にできた江川崎までの区間は高規格の路線で直線的で急なカーブも少ない。線路を見るとPC枕木を使っているのが分かる。だから、けっこう高速で走っている。

四万十川のΩカーブには付き合わず、Ωの足の部分を上宮トンネルでショートカットしていく。

まぁ、随所にこんな蛇行がありますからね。忠実に沿うなんてとてもできない。その様子を俯瞰できるのがいい。

対岸の道路は国道381号だ。須崎と宇和島を結ぶ国道だが、窪川からはだいたい予土線と並走している。山の木々は杉だ。今年の花粉は例年よりかなり多いという。花粉症に悩まされている方にとっては嫌な季節がやってきた。かくいう私もかつては花粉症持ちだった。でも、ここ10年くらいはほぼ鳴りを潜めている。が、多いというニュースを聞くと他人事ではいられなくなる。

四万十川を背にした打井川。ここは海洋堂ホビー館四万十の最寄り駅だ。海洋堂ホビー館とはフィギュアで有名な海洋堂が廃校となった打井川小学校跡を利用して作ったミュージアムだ。打井川からバスが出ているので、鉄道の利用者でも行くことができる。

大蛇行が生んだ広い河岸段丘の段丘面は水田として利用されている。

川面に空が映っている。

ここで初めて四万十川を渡る。なのに、この鉄橋の名称は仁井田川橋梁。渡った先に見える轟崎トンネルを抜けると、

Y字ポイントが現れて、

側線も分かれて、

駅に着く。

土佐大正だ。列車交換はないけど、なぜかここで3分停車する。せっかくなのでホームに下りてみる。

島式ホーム1つの1面2線と側線1本を持つ予土線の主要駅の一つで構内も広めだ。

窪川方面。木のベンチが懐かしい。その奥は地下道へ通ずる階段。土佐大正は一段低いところに駅舎がある。

宇和島方面。周りを山に囲まれているのが分かる。10時10分、発車。
対向列車が来ないので時計を気にしながらの撮影になり、落ち着かなかった。今回はこんなところで。







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