四国2/3周旅 その12(江川崎駅)

江川崎駅駅名標

江川崎では22分停車するのでちょっと降りてみる。

上下列車交換

左が宇和島から来た窪川行きキハ54、右が私たちが乗っている宇和島行きキハ32。ともに国鉄最末期の1987(昭和62)年に民営化前に導入された形式だ。だから、どちらも登場から40年近くになる。

構内踏切

ホームと駅舎は構内踏切で結ばれている。

窪川方面をのぞむ

窪川方面。奥に先ほど渡ってきた第一吉野川橋梁が見える。

向こうは広見川

駅の背後には広見川が流れるが、竹林の向こうにあり、見ることはできない。

青空の下

駅舎側から構内全景。島式ホーム1つの1面2線に側線が2本という構造だ。山間の駅にしては広々としていて、大糸線の平岩に似ている。左側のちょっとした植え込みがまた国鉄的でいい。

なぜこんなに広いのかというとここ江川崎が終着駅だったからだ。予土線は1914(大正3)年に宇和島鉄道により宇和島-近永間が開業したのがはじまり。1923(大正12)年に吉野、のちの吉野生(よしのぶ)へ延伸。1933(昭和8)年に国有化され、宇和島線となる。1941(昭和16)年、軌間762ミリから1067ミリへ改軌。戦後は1953(昭和28)年に江川崎まで延長されて予土線となる。それ以降、江川崎は長らく終着駅であった。というわけで、窪川から乗ると予土線の歴史を遡る形になる。

改札口

駅舎も見てみよう。

四国一暑い駅

江川崎で気温41度を記録してもう10年くらいになるだろうか。当時の最高気温の日本一だったから全国ニュースでも取り上げられた。

らぶらぶベンチ

らぶらぶベンチ。中央に向かって傾斜が付いていて、真ん中で男女がくっつくという趣向のようだ。

雪が積もることもある

が、冬はこういうこともある。1週前、もしくは1週後なら大寒波が押し寄せて来てたからあるいは雪景色が見られたかもしれない。

業務委託案内

切符の委託販売が行われている。いいじゃないかと思ったけど、扱っているのは定期券と回数券だけで乗車券は買えないようだ。この日は日曜日でもとより買えないけど、常備券とか売られているのかとちょっと期待した。

予土線時刻表

改札を出て、駅舎に入ると正面にボードがあって、予土線の時刻表や

予土線ポスター

予土線のポスターが貼られている。

業務委託窓口

昔ながらの窓口が残されている。ここで委託販売が行われている。右隅にある「ワープ」のステッカーは懐かしいが、今は「JR四国ツアー」に名称が変更されている。

江川崎駅時刻表

改札横には江川崎の駅時刻表がある。宇和島方面は8本、窪川方面は4本と江川崎を境に倍と半分になっている。

長時間停車一覧

その下には10分以上停車する列車が列挙されている。こういう情報はありがたい。真ん中の列車の42分停車などは今や貴重な存在だ。

江川崎からの運賃表

江川崎からの運賃表木

木のベンチ

木のベンチ。

幻想的な画

駅舎内の壁や天井には幻想的な絵が描かれている。絵画作家であるGravityfreeという2人組によるものだ。

江川崎駅駅舎

江川崎駅駅舎。小さくて可愛らしい駅だ。

高知西南交通バス

江川崎と中村の間に高知西南交通のバスが運行されているが、日曜祝日は運休となっている。とすれば、このバスは?運行されていてもこの時間にやって来るバスはないのだが。

幡多エリアマップ

ようそこ幡多へ…幡多エリアの観光マップだが、広い。

四万十をなめたら、いかんぜよ

四万十をなめたら、いかんぜよ。自然を大切にしないとですね。

観光案内所

駅舎に隣接して観光案内所がある。ちょっとのぞいてみよう。

四万十牛バーガーあります

えらく偏ってますが、入り口にこんな張り紙が。

観光案内所

中はこんな感じ。

バスの沿線案内

エリアの魅力を伝えるポスターが貼られている。

よりすぎタイムス

よりすぎタイムス。駅から東へ1キロほど行ったところにある道の駅よって西土佐が発行している情報誌だ。

予土線の車両

予土線で活躍する新旧車両の写真もある。

予土線グッズ

予土線グッズが販売されている。

予土線グッズ

ちょっとしたお菓子もあり、その上のざるの中に入り口で紹介されていた四万十牛バーガーがあった。地元で育てられた黒毛和牛・四万十牛を使ったハンバーガーで、各メディアで紹介されて有名になった。

休憩スペース

ここでくつろぐことができる。

江川崎駅構内

さて、そろそろ戻ろう。なんとも開放的だ。

江川崎駅構内

貨車がいてもおかしくないようなシチュエーション。

かつての貨物ホーム?

中央の建物の手前にもう2本ほど側線があったようなスペースがある。終着駅らしい雰囲気が今なお残る。

ホームの花壇?

せっかくなのでホームの宇和島方へ行ってみる。側線は途中で切られているものの、かろうじて往時を偲ぶことができる。ホーム中央の丸い物体は花でも植えられていたのだろうか?

宇和島方面をのぞむ

ホームの端。こうしてみると、側線は全て生きているように見える。

長いホーム

振り返って駅全景。それにしても、ホームが長い。宇和島行きの車両はあんなに遠くに停まっている。かつてはこの長さが必要だったわけだ。駅から広見川が見えないのは残念だけど、山に囲まれているのに空が広く、心まで広くなる気がする。

キハ32

発車が近いので乗り込む。

予土線はこれから後半戦に入る。今回はこんなところで。