四国2/3周旅 その9(窪川駅)

窪川駅

9時26分、窪川に着いた。接続時間が13分しかないので外には出なかった。

窪川駅

なので、2024(令和6)年に訪れたときに撮った駅の外観の写真を引っ張り出す。

しまんと発車

「しまんと」はすぐに発車する。隣に停まっているキハ32がこれから乗る予土線の宇和島行きだ。

キハ32

あらためてキハ32。17メートル級のかわいらしい車両だが、昨春は廃車が出るなどそろそろなくなるかもしれない。

キハ32と駅名標

降りたのは20人ほどだろうか。そのほとんどが予土線に乗り換えている。

窪川駅駅名標

駅名標。

窪川の次は若井なのだが、こうやってJRの駅名標に掲載しているとJRの駅かと思われがちだけど、窪川-若井間は土佐くろしお鉄道線になる。これは前身の中村線がこれから乗る予土線よりも先にできたことによる。窪川から先は窪川開業から12年も経った1963(昭和38)年に中村線として土佐佐賀まで開業。さらに1970(昭和45)年に中村まで全通する。一方の予土線の若井から江川崎までの区間は1974(昭和49)年に開業して全通、と中村線から遅れること4年で宇和島と線路が繋がったのだ。土讃線の延長線にすぎないのに中村線と独立した路線名を名乗ったため、1968(昭和43)年の「赤字83線」とかその後の「特定地方交通線」などローカル線を取り巻く状況が厳しくなってきて、JR線として生き残ることができなかった。バス転換された路線も多い中、第3セクター線として鉄道で残ったことはありがたいことだ。ただ、土讃線として開業していれば、あるいは宿毛までJRが建設したかもしれない。さすがにそれは無理か。

予土線はそもそもの本数が少ない上に全線を走破する列車はさらに少ないこともあって、いきおい直通列車はある程度の乗客がある。でも、それだけではないような気もする。

予土線時刻表

これはJTB時刻表2025(令和7)年3月号から引用の予土線時刻表の一部だけど、これから乗る列車は9時39分発だ。高松を朝に出て夕方、もしくは宵の口に戻ってこようと思えば、「しまんと1号」からこの列車に乗り継ぐパターンしかないのだけど、それだけではない。列車の横には「鉄道ホビートレイン」の注釈がある。これこそが目的の一つであった。おそらく、乗り換えた乗客の一部もそれ目当てで乗りに来たに違いないと勝手に想像する。私たちにとっては接続列車がたまたま鉄道ホビートレインだったという偶然の産物でもあるが、この日はたまたま一般車両での運用であった。こればかりは仕方ない。

鉄道ホビートレイン

鉄道ホビートレインはこれ。元はキハ32で、0系新幹線に似せた外観に改造した。車内は一部の座席が0系のものに付け替えられたり、鉄道模型が展示されているなど外見も中身も面白い仕掛けが施されている。この写真は2014(平成26)年に同じように回ったときのもの。実際に乗ったり、鉄道雑誌などで見たことがある人もいるかもしれない。他の車両との連結が必要なため、この顔の改造はこちら側だけで反対側は塗装で対応している。

土佐くろしお鉄道窪川駅

TKT8000形は中村・宿毛線で使用されている車両だが、この8011は土佐清水市のラッピング車両だ。奥の三角屋根が土佐くろしお鉄道の窪川駅だ。

窪川は土佐くろしお鉄道線が相対式ホームの1番線、JR土讃線が島式ホームの2、3番線、予土線が相対式ホームの4番線という3面4線に側線を数本持つ構造の駅だ。

土佐くろしお鉄道窪川駅

こちらは土佐くろしお鉄道の窪川駅の外観。これも2024(令和6)年のときに撮った写真。駅前のバスは窪川を拠点に走っているコミュニティバスだ。

宿毛、宇和島方面

跨線橋から宿毛、宇和島方面。正面に見えるのはその向こうにある四万十町役場の東西の庁舎をつなぐ渡り廊下。自由通路でもあるので誰でも通ることができる。列車の発着を見に来る人もいるだろう。

高知方面

高知方面をのぞむ。駅を出るとすぐ窪川トンネルがある。

洗面台

予土線ホームには洗面台があり、

木のベンチ

木のベンチもあって昔ながらの雰囲気が微かに残っている。

窪川駅時刻表

予土線で窪川を発着する列車は4往復しかない。

トイレなし

これは恐ろしいことだ。トイレは今のうちに済ませておきましょう。

車内の様子

中に入ろう。車内の様子。見たところ、同業者が多そう。

運転席

機器がいっぱい。国鉄だ。

キハ32の14

今日乗るのはキハ32の14号機。

前面展望

そろそろ発車するので立ち位置を決めておく。前回の姫新線と同じ場所にした。

いよいよ予土線に入る。今回はこんなところで。