四国みぎした旅 その9(阿波海南駅)

阿波海南に着いた。DMVの導入工事が始まる5年前まではこの次の海部が終点だった。

乗ってきた阿波海南行き。この列車は折り返し板野行きになる。

かつてはこのレールが奥のレールと繋がっていた。

徳島方面。

阿波海南から出るのは1日8本。空白の時間帯もあるから乗車するときは気を付ける必要がある。隣の徳島バスというのは大坂方面の高速バスにJRの乗車券で乗ることができるというもので、互いを補足する取り組みだ。でも、よく見ると空白時間帯は双方埋められていない。

その案内。

時刻表。

阿波海南駅はホームだけ。

この駅舎然とした建物は阿波海南駅前交流館だ。中は人はいないけど、観光パンフレットがたくさん置いてあり、鉄道やバスの時刻表もある。待合室としても利用できるので、なかなかいい施設だ。

この赤いDMVは11時50分発の道の駅宍喰温泉行きだ。温泉だけではなく、途中、海の駅東洋町も経由するので、乗る人もけっこういるように見える。このとき、バスから鉄道への切り替えを撮り損ねてしまった。

阿波海南駅は国道55号を挟んだ反対側にコンビニエンスストアがあり、文字通り便利な駅前なので、今回はお昼を買おうと思ったけど、撮影をしていたら時間がなくなってしまい、欠食で先へ進む。

駅の全景。DMV待ちの人がたくさんいる。が、列車から降りたみんながこれに乗るわけではなく、分散するものと思われる。DMVの定員は16名でそもそも何十人も乗れない。

ちなみに列車から降りる前の画像。甲浦方面から来たDMVは11時44分発阿波海南文化村行きなので接続がいい。
列車から降りた人たちは多分、阿波海南文化村、海の駅東洋町、道の駅宍喰温泉へと向かったのだろう。そんな中、私も含めて残った人たちはというと…。

向こうからバスとして入ってきて、ここで鉄道に切り替わる。乗客はその手前、乗客は写真の奥の乗車口で先に乗り込む。

レールは甲浦へと延びる。

こちらは降車側。

駅?バス停?はサーフボードをイメージしている。この辺りの海岸はサーフィンが盛んで、サーファーが年中訪れる。

交流館の反対側。せっかくなので、中に入ってみよう。

近辺の観光地が紹介されている。

中はけっこう広い。

木の柱、ベンチがぬくもりを感じる。1月の旅ではここで宿で用意してくれた弁当を食べている。

スマホの充電器があるのは旅行者には嬉しい存在。ところで、隣のおみくじは何なんだろう。横には結ぶためのおみくじ掛けまである。それなりの数のおみくじが結んであるので、利用する人は多いのだろう。でも、なぜここに?の違和感はぬぐえない。そろそろ時間が来たので外に出ることにしよう。

これが今から乗る12時02分発の海の駅とろむ行きのDMVだ。DMVには1月につづいて2度目の乗車となる。
DMVは普段、阿波海南文化村と海の駅東洋町との間だけを行ったり来たりしているが、土休日は1往復だけ室戸へ足を延ばしている。今回の目的のひとつはこれに乗ることであった。高松から普通列車だけで乗りに来られるのだからありがたいことだ。ちなみにDMVは全車指定席で、飛び込みで乗りに来ても空きがなければ乗ることができない。で、私は2日前に指定を取った。窓際は既に埋まっていたけど、満席でなかったことに感謝する。思い付きの旅はこんなスリルも味わえる。やめなさい。
そんなわけで、これから室戸岬へ向かう。今回はこんなところで。







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