高松貨物ターミナル駅開業25周年フェスティバル その2
まさかの「その2」です。1回で終わると思ったんですがね。
販売ブースを通り過ぎると各種コンテナが展示されている。

18E形。一番よく見かけるのは19や20が付いているもので、この18Eは貨物破損対策の制作としてわずか2個しか製造されていない希少なものだ。そういえば、この左側に18E-1もあった。

白いのもある。これは見たことがないかも。奥の48A形はJR初期に造られた31フィートコンテナ。

檻のような、通気性のよさそうなコンテナはZX19A形と書かれている。中身が見えることでフォークリフトの作業訓練や荷崩れなどの荷役の検証ができる。

ZX45A形。Reseach Cabinと書いている。これは走行中の貨物車両や牽引機関車の性能を調べるための数々の計測機器を乗せた車両だ。ドクターイエローみたいなものなのかな?

これは冷凍したものを運ぶUF44A形。中に入ってみたら扉を開けているからか、ちょっと寒い程度だったけど、実際の仕業だと凍えてしまうだろう。

これもよく見かける「JOT」のロゴがインパクトを与えるUR19A形だ。

これは西濃運輸と福山通運の専用コンテナ。西濃はU54A形を、福通はU51A形を所有している。どちらも31フィートコンテナだ。西濃だけ、福通だけの編成を見た方も多いだろう。

これはともに30フィートU50A形コンテナでユニ・チャームとサントリーの所有。

これは高知通運のUF16A形。
コンテナもいろいろな種類があるなとあらためて思った。ただ、見た目はどれも同じに見える点では用途別に様々な車両が製造され、編成されていた昔の貨物列車が面白かったかな。でも、今の貨物列車の編成はカラフルで楽しい。
ようやく今日のお目当て。EF65に出会った。

これは運転台に添乗して構内を走行するもので、約1,200メートル、時間にして15分の移動となっている。20組限定だったので瞬殺で予約は埋まったに違いない。久しぶりに見る「瀬戸」のヘッドマークは我々には嬉しい。
ここから折り返す。

戻ってくると撮影会が始まる。

「ありがとう」ヘッドマーク。

銘板。1978(昭和53)年製だから47年前に造られた。

大宮の所属になっている。

1時間ごとの運転の合間には運転席の見学ができる。

「瀬戸」のヘッドマークは今なお秀逸なデザインだと思う。

多度津・松山方面。
この向こうを予讃線が走っている。

反対側。側線がたくさんある。このときばかりは天下御免とばかりに線路に下りられる。

NX所有のUV19A形コンテナに並べられているヘッドマークの数々。四国に因むものがメインだ。これらがこの後、ローテーションで付け替えられていく。昔から日通で馴染みがあったからNXという呼び名がまだしっくりこない。

で、このコンテナの壁の向こうにいたのはEF210であった。あ、そういえば、この車両の展示もあると書いてあった。忘れててごめんなさい。

しかも、手前の車両は901号機、試作車であった。

桃太郎のゴロ。

こちらは去年から登場した300番台。金色の帯が特徴だ。

ロゴは一緒ですね。間違い探しじゃないです。この車両に「あさかぜ」や「北斗星」を牽かせたかったなぁ。

台車にあった製造年月を見ると今年の2月になっていたからできたてのホヤホヤである。
EF65に戻るとヘッドマークの付け替えをしていた。

これは「ムーンライト」なのだが、新宿-村上間を走っていた最初期のものなのだろうか?

こちらは「高知」が入っているから分かる。寝台でも座席でも夜行はやっぱり要ります。

空コキがたくさん。この同じように見えるコキにもいろいろと種類がある。左の山は峰山。そういえば、「突放禁止」の文字が書かれていなかった。もうどこもやらないから消されたのだろうか?が、見てみたい。

2時間ほどいて帰路に着く。事務所の裏になぜか第四種踏切がある。職員用の通路なのだろうか?最近、危ないから警報機や遮断機を付けろという要望が増えているけど、この手の話はなぜか踏切に入った人ではなく、鉄道が悪いことになっている。駅での接触事故もしかり。気を付けて渡りましょう。
で、事務所の前を通りかかったら鉄道模型の展示の貼り紙があったので、それにつられて2階の会場へ行ってみる。

精度の高いジオラマが広がっていた。鉄道模型のサークルかなにかの会員たちが作ったジオラマを連結して、そこに列車を走らせている。屋外のものとは違い、ここでは見るだけで運転はできない。でも、細かい部分まで作り込んでいてすごいなと思った。私も中学高校の頃は模型をやっていたけど、ここまでうまく作れない。
貨物もなかなか面白いものだと認識を新たにした。四国ではあまり走っていないから見る機会も少ないけど、出会えば撮っていきたい。今回はこんなところで。







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