てら屋 檀紙店

高松貨物ターミナル駅でのイベントの後、昼食で入った。

てら屋

と、根っこ鬼無店と同じ書き出しで始まります。朝も昼もうどんって…我ながら讃岐人らしい。で、行ったのはてら屋。国分寺には「てら屋うどん」があり、この2店舗は親戚筋らしい。

旧国道11号の香川県道33号から郷東町交差点から香川県道176号・通称産業道路を南へ進み、国道11号と交わる檀紙交差点も越えてさらに南へ数百メートル走った右手にある。高速道路の橋脚があって分かりにくいかもしれない。

店内の様子

店内の様子。広めでゆったりしている。

メニュー

メニュー。蕎麦もあるようだ。シンプルイズベスト。メニューが多彩なのも楽しくていいけど、結局は一周回って基本に帰るという。

天ぷら

天ぷら類は12時過ぎにして早くも数少なくなっていて、おにぎりは売り切れていた。

しょうゆうどんと春菊の天ぷら

頼んだのは久しぶりのしょうゆうどん。うどんを受け取るとすぐ薬味コーナーがあり、希望すれば、このように大根とおろし金が手渡される。天ぷらは春菊だ。珍しかったので食べてみようと思った。

コシがあるのはもちろん、小麦の風味としょうゆが相まってうどんの素の味が分かるようだ。そして、この大根が辛い。最近口にする大根というと辛くないのばかりで物足りなかったから、辛い大根に出会ったのは久しぶりのことだ。しょうゆのとがった味を丸くするために味の素をかけようかと思ったけど、しょうゆのみで食べてよかった。

春菊の天ぷらは思ったほど苦くはなかった。でも、かみしめると苦みがじんわりと口の中に広がった。衣の油が苦みをオブラートのように包んでいたのかもしれない。

ところで、この店は入り口と出口を分けていて、入り口は冒頭の写真にある道路に面した側から入るが、出るときは北側の扉から出るようになっている。

大釜

すると、外に大釜があった。昔はこれでうどんを茹でていたのだろう。向こうに見えるのが高速道路の高架。

お店情報です。

  • てら屋
  • 住所:高松市檀紙町851-1
  • 電話番号:087-885-1622
  • 営業時間:9:00~14:00
  • 定休日:不定休

久しぶりに1日に複数のうどん屋へ行ったが、これで夜もうどんと言われても何ともないのが讃岐人。恐るべし。今回はこんなところで。