敦賀へ行ってきた その34
さて、ここで私の乗っている車両が切り離しになる。停車時間はわずかなので急いで前の8両へ移動する。この先、赤穂線に乗り入れる上に8両もあれば余裕で座れると思っていたら、立ち客もいて全然座れない。赤穂線沿線で何かイベントでもあるのか?
姫路を出てすぐ画像中央の建物の横に姫路城の櫓がちょっとだけ見える。
山陽電車の高架が現れる。
そして、新幹線の下をくぐって離れていく。
夢前川と京見山。
網干を過ぎて新幹線が近づいてくる。「さくら547号」鹿児島中央行きと思われる。だとしたら、西明石は停まるのに姫路は通過するという珍しい列車だ。
揖保川を渡る。
竜野の2番線は廃棄されている。ホーム嵩上げの変遷が分かって面白いけど、山陽本線でもホームの廃棄やレールの撤去が行われていると思うと寂しい。
竜野を出ると間もなく立派な神社が見える。神戸神社…これは「かんべ」と読む。1200年もの歴史を持つという。山陽本線に乗るときは海側に座ることがほとんどだから山側のこの神社は見たことがなかった。実は見たことがあるのかもしれないけど、覚えていない。
相生に着く。ここで姫路からの大混雑のわけが分かった。向こうに見えるのは岡山行き普通列車だ。姫路よりさらに西へ向かう人はここ相生で乗り換えるのだ。昔の流れで姫路乗り換えがまだ抜け切らない。昨今の列車の統廃合、重複する区間を減らしていたのをすっかり忘れていた。
ここから赤穂線に入る。新幹線と山陽本線が分かれていく。新幹線はまっすぐ山に突っ込むけど、山陽本線は右にカーブして山に沿う。で、こちらは海に向かう。
佐方川に沿う。
日本の原風景。いいですね。
千種川。右の山は尼子山。
相生からは10キロほどなのであっという間に終点播州赤穂に着いた。敦賀を5時34分に出て9時42分着と4時間余、特急以外では久しぶりに一本の列車に長く揺られた。
私は一旦ここで降りるのだが、鉄道ファンにはラッキーなことが。接続する10時05分発の岡山行きが湘南色の115系だった。なので、撮影だけしました。知り合いの話によると湘南色は岡山地区で2編成残っているとのことだ。運用を把握していないとどこをどう走っているかなど分からないので、出会うのは運しかない。
ここで降りるのは遅い朝食と観光のためです。今回はこんなところで。
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