奥出雲へ行ってきた その９
「山県そば」を出た私たちは木次線に戻ってなおも北上を続ける。
まずは元の国道314号に戻って斐伊川に沿って走る。でも、残念ながら斐伊川の流れは撮っていない。
その代わりといってはなんだが、木次線の下り列車が木次方面へ向けて走っていたので、これと並走する。行先標を見ると木次となっている。キハ120の１両だ。「木♡」とあるのは木好き→木次…お後がよろしいようで。
嬉しいことにキハ120のトップナンバーであった。しかし、お互い動いているからきれいに収めるのが難しかった。ホント、次へつないでほしいです。
そうして、30分弱走って着いたのが次の目的地・竹葉（ちくよう）で、仁多牛を食べさせてくれるお店だ。蕎麦からまだ30分ほどしか経っていないのにもう次の食事とは呆れる。でも、旅に出ると食欲が旺盛になるので勘弁願いたい。ちょっと心配だったのが14時閉店で10分ほど前に着いたことだったけど、後からも客が来ていたので案ずることはなかった。
出入り口。蕎麦は食べてきたので、牛丼ですかね。お店は出雲三成駅から徒歩10分くらいのところにある。
店先には幟が並ぶ。全部反対向きになっている。裏ネガにでもしたほうがよかったかな？
メニュー。
仁多牛べんとう。昨年の春に楠君と「奥出雲おろち号」に乗った際に予約して買って食べた。楠君はこの弁当を大変気に入り、また食べたいと調べたところ、この店であることを知り、最近食べに来ている。で、私を連れてきたわけだ。
仁多の牛丼大盛り。蕎麦も大盛りだったけど、こちらも問題なく食べられた。御飯が見えないほど牛がぎっしり乗っている。タレが甘くて卵を入れるとまろやかになっていっそう美味しくなる。仁多米も美味しかった。
最後に店舗情報です。
- 竹葉
- 住所：島根県仁多郡奥出雲町三成714-3
- 電話番号：0854-54-0213
- 営業時間：11：00～14：00
- 定休日：無休
たいへん満足して店を出ると14時15分くらい。楠君が、
「何時ので帰るん？」
「17時半頃の『のぞみ』」
とは徳山発の時間だ。
「じゃあ、もう戻らないかん。間に合うかどうか」
結局、山陽自動車道まで戻ったはいいが、徳山まで行くと間に合わなくなるといけないので、楠君の配慮で五日市インターチェンジで下り、そのまま山陽本線の五日市まで行ってくれた。駅に着いた時点で16時半近くだったので、楠君の判断は正しかった。
このあと五日市から広島へ移動、広島駅では大規模改修工事の様子を見て、広島からは当初の「のぞみ184号」で岡山まで乗り、岡山から快速「マリンライナー55号」に乗り、髙松には19時半過ぎに着いた。最後はバタバタしたけど、なかなか中身の濃い３日間であった。
今回はこんなところで。