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14時頃、長門粟野駅に着いた。では、さっそく見ていこう。

木造ながらしっかりした造りの駅舎だ。青地の駅名扁額は国鉄時代のものに違いない。

長門粟野駅は1930(昭和10)年に美祢線の長門古市-阿川間延伸時に開業 ...

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14時39分、吉見を出る。

吉見の街を抜けると久しぶりの日本海。

短いトンネルを抜けると弓なりの海岸線を見下ろす。海の向こうに見えるのは九州だ。

高いところを走っているので見晴らしがいい。

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仙崎支線以来、約4時間ぶりに列車に乗る。その下関行きが14時20分に小串を発車する。

走り出して3分も経つと田畑が広がる。

川棚川の細い流れ。

使われなくなった昔ながらの低いホームに桜が咲いている。 ...

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代行バスを降りて小串へ。バスは国道191号にある小串駅停留場で停車するので、向こうに見える駅へ行かなければならない。

押しボタン信号で反対側に渡り、地下道を通る。

壁には絵が描かれている。

地下道を ...

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10時14分、仙崎駅に着いた。

ちょっと引いて、駅舎も一緒に入れてみる。木の屋根がいい。

車止めがあってこれ以上先へは進めない。仙崎駅は1面1線の停留場になるけど、右のスペースは機回し線の跡だ。桜はもう一息。