広島たび　その30（麗ちゃん）

2025年10月20日

朝一で可部線往復、以降は広島電鉄市内線の各線に乗って６時間ぶりに広島駅に戻ってきた。うまく回ればアストラムラインにも乗れたかもしれないけど、場当たり的に乗ったし、終着駅でいろいろ見たりしたから仕方がない。が、もし、アストラムラインに乗れていたとしたら、今と同じ問題に直面していたのではないか。昼食である。朝、コンビニで買ったおにぎりを可部線で食べた以外はひたすら乗るだけに終始している。

というわけで、もう15時も近いですが、お昼です。

昨夜は迷って牡蠣だったけど、お昼は広島駅ビルekie内のお好み焼きと決めていた。で、何軒もある中で並んだのは1957（昭和32）年創業の麗ちゃん。有名店ですね。目の前の行列は左の赤い服を着た店員のところで折り返してさらに４、５人いて、その後ろに私が並んでいる。

15時過ぎにしてこの盛況。さぬきうどんの人気店が時間に関係なく常に混んでいることを考えると納得する。

外国人向けの食べ方指南。

メニュー。並んでいる間に注文してもらうよう回ってきた。

飲み物もいろいろある。

30分近く待ってようやく順番が来た。一人ということもあってテーブルではなく、カウンターに案内される。お好み焼きが焼かれる様子が目の前で見られるのはいいですね。ビールはお好み焼きができるまで我慢。

一度に何枚も焼いていく。

焼く順番、工程がよく分かる。

あまりの手際のよさにが食い入るように見てしまう。

ソースは麗ちゃんオリジナルもあれば、広島でおなじみのカープソースもある。

頼んだのは一番人気のスペシャル。基本の具材（野菜、豚肉、卵）に加えてそばとエビとイカが入っていてボリューム満点。お好み焼きが来るまで待っていたビールは泡が減っているけど、席に着いてから出て来るまで５分とかからなかった。事前に注文を聞いていただけのことはあるなと感心する。そば２玉のダブルにしようか迷ったけど、それはしなかった。ソースは全部使ってみた。甘口は甘く、辛口は余韻が残る辛さだった。麗ちゃんソースは甘め。お好み焼き、そばともに美味しく、よく合う。並んででもこの味を求めて待つわけだ。

お店情報です。