伊予西条へ行ってきた その14
箕浦では3つのことを1時間で終わらせて、入線してきた多度津行きに乗り込む。
観音寺を経て、比地大で降りる。なぜここで降りたのか?
比地大は相対式ホーム1線のみのいわゆる停留所タイプの駅だ。
鉄道博物館・Kトレインワールドがあるのだ。館長である木川泰弘氏が個人で集めたコレクションが展示されている。
わずかなスタッフでやっているようで、営業しているのは土日祝日のみだ。
ミニ鉄道があり、外周を回る。
ちょっとした遊び場もある。
小ぢんまりした建物だけど、ずらりと並ぶ枕木の向こうにはたくさんの鉄道が詰まっている。
ここも入場には「切符」が必要だ。
きっぷうりばの横にはグッズも売られている。
中に入るといきなりHOゲージの大ジオラマが出迎えてくれる。
観音寺といえば有明浜にある寛永通宝の砂絵。その手前には郵便気動車・キユ25のほかにことでんらしいレトロな電車も見える。
Nゲージもある。
四国鉄道文化館と同じくかつて使われていた備品も数多く展示されている。この髙松桟橋行きというのは貴重だ。
高瀬大坊とは現在のみの駅のことだ。1994(平成6)年に改称されている。
これは昔の急行のグリーン席のようだ。30年ほど前に急行「東海」や急行「土佐」のグリーン車格下げ指定席で利用したような…。
0系新幹線の速度計。ビュフェに掲げられていた。時速210キロを指している。
鉄道100年の記念プレート。1972(昭和47)年のこと。
これは蒸気機関車のプレート。
電柱などに掲出されていたホーロー製の駅名標。
レプリカではあるけど、オリエント急行のエンブレム。
四国の歴代の特急や急行のヘッドマークやサボ。
ショーケースにも車両が展示されている。これはHOゲージ。
こちらはNゲージ。大きさが全然違う。
こちらはブルートレイン。
「あさかぜ」もある。
「うずしお」は1~3号、「瀬戸」は1、2号の指定席の販売状況。つまり、これは新幹線岡山開業前のもので、かれこれ50年以上前のものだ。この中に「鷲羽」がないのは残念。
定期運賃表。いつのものかは分からないけど、相当古そう。
外に出てみる。予土線を走る初代トロッコ列車、貨車のトラの一部。
腕木式信号機。
蒸気機関車の動輪。
レアな形式、キニ28とキユニ28だ。
急行「西海」…再会。いいですね。
館長のコレクションは館内にあるものだけはなく、ご自宅にはもっとたくさんあるそうだ。ここにあるものだけでも個人で集めるのは大変なのにまだあるとなると想像を絶する。また来てみたいと思った。
これにて今回の伊予西条行きは終わりとなります。帰りは同じ風景を逆に見るだけなので、立ち寄ったところだけにしました。比地大からは高松行きの快速「サンポート南風リレー号」で帰りました。
今回はこんなところで。
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