むろととうずしお その12(岡電・清輝橋線)

これで今回の旅の目的は達成したので解散…いやいや、まだ10時半なのでどこかへ行こう。

岡山駅

赤穂線か岡電に乗るかで話し合った結果、市電に乗ることにした。そういえば、岡山駅の駅舎は撮ったことがない。

岡山駅前電停

市電のりば。岡電は正式には岡山電気軌道で、東山線と清輝橋線の2系統がある。15年ほど前に子どもと岡山城へ行ったときに片道だけ乗った記憶があるけど、まるで覚えていない。ひらがなで「おかやまえきまえ」と書いてあるとまるで回文のようだ。

7500形

7500形。目が回りそうな顔。これは東山線。

7900形

つづいて現れたのが清輝橋線。7900形。こちらはかわいらしい。まず、こちらに乗る。

岡山駅前電停

駅名標。路線図と運賃表もある。

車内の様子

車内の様子。けっこう乗っている。

8200形

柳川で上り電車とすれ違う。車両ごとに色が異なるので、見ていて飽きない。8200形。

柳川の分岐

その柳川で東山線と分かれて、南に向かう。

車両銘板

平成元年の製造。平成は最近だといっても、もう36年も前のことだ。

降車ベル

降車ボタンを押すとこのベルが鳴る。

運転席

運転台。日立のマークが見える。

路線と運賃案内

路線と運賃の案内。さすが路面電車だ。全線乗っても140円はおサイフにやさしい。今回、私たちは400円の一日乗車券を買ったので、全線乗れば元が取れる。

清輝橋線

路面電車に乗るのは実に久しぶり。道路との近さが路面電車の魅力だ。

大雲寺前電停

停留場も道路の真ん中に離れ小島のごとくあるのでちょっとスリルがある。大雲寺前電停。

清輝橋線

架線柱は道路の中央に立っている。

清輝橋電停

15分ほどで終点の清輝橋に着いた。これで1系統完乗だ。

清輝橋交差点

清輝橋交差点。ここはちょうど大きな交差点の近くになるので停留場へは歩道橋で行き来することになる。この歩道橋は停留場だけではなく、交差点を一周するように設けられていて、上り下りの煩わしさはあるけど、車を気にすることなく、どの方面へも行くことができる。正面が南になる。この道は一つ手前の大雲寺電停付近にある大雲寺交差点を起点とする国道30号で、ここから南の宇野、さらに海を介して(もう宇高航路はないですが)高松の中野町交差点に至る。

時計を見ると11時半になっているのえ、そろそろお昼にしよう。今回はこんなところで。