むろととうずしお その16(東山界隈)

東山ですぐ折り返すのも何なので、この辺りを散策する。

おかやまチャギントンミュージアム

電停の目の前にはおかでんチャギントンミュージアムがある。でも、これはチャギントンのアニメの上映だったり、プラレールが走っていたりと小さい子ども向けの施設で、中に入ってチケットを買おうとすると「大人の方が見られるようなものはちょっと…」といった感じの対応だったので、すぐに出た。

東山公園

それではと、電停の名前にもなっている東山公園へ行く。

東山公園

ここは桜の名所でもあり、市民の憩いの場所でもある。

一の鳥居

公園をまっすぐ抜けると鳥居がある。

玉井宮東照宮で、もとはここから南東方向の米崎にあり、創建は奈良時代の703(大宝3)年にさかのぼる。平安時代の1085(応徳2)年にこの地へ遷座した。江戸時代になると岡山藩主池田光政が1645(正保2)年に東照宮をこの地に勧請、玉井宮は神社の駐車場辺りに遷された。1881(明治14)年に県社となり、玉井宮と東照宮は合祀され、元の場所、すなわち現在の場所に戻されて現在に至る。

玉井宮の祭神が豊玉比売命(とよたまひめのみこと。神武天皇の祖母)、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと。神武天皇の祖父)、玉依比売命(たまよりひめのみこと。神武天皇の母)で安産の神様、東照宮の祭神は言わずと知れた徳川家康で備後国の鎮護となっている。

二の鳥居

二の鳥居。参拝客がけっこういる。まだ1月半ば、初詣に来る人もいるのだろう。

隋神門

いくつかの末社を通って隋神門へ。

手水舎

手水舎。

玉井宮東照宮拝殿

銅葺きの立派な拝殿。

蛇のオブジェ

中には今年の干支の蛇が鎮座している。

家紋

拝殿の天井にはさまざまな家紋が並ぶ。

玉井宮東照宮本殿

本殿。近く改修されるそうだ。

伊勢神宮遥拝所

伊勢神宮や

出雲大社遥拝所

出雲大社の遥拝所がある。

玉井宮東照宮参道

そろそろ下りよう。境内にさざれ石があったようだけど、見つけられなかった。

7400形

東山電停まで下りる。おかでんチャギントンミュージアムの向かいには岡電の車庫があり、カラフルな車両が見られる。写真は7400形。

岡電車庫

中には引退してるっぽい古い車両も見える。

岡電車庫

こういうのを見ていると楽しくなる。

7700形

7700形に乗って岡山駅方面へ向かう。

今回はこんなところで。