岡山逆台形の旅 その14(中国勝山~刑部)
13時43分、中国勝山を出る。

駅の構内を出ると鉄橋を渡る。

渡ったのは旭川。ここは川の合流点で右が旭川、左が新庄川。これで旭川ともお別れだ。

スピードが上がらないと思ったら、JR西日本名物?時速25キロ制限がかかっている。

左は山、右は新庄川に挟まれたところを走っているのだが、線路上には葉っぱが落ちていて、空転が気になる。

数分25キロで走った後、通常速度に戻る。トンネルが続くと思ったらまた25キロ制限区間に入る。こんなところを走っているから仕方がないのだろうけど、新見行きの急行「みまさか」が走っていた頃に制限はあったのだろうか?

才乢(さいたわ)トンネルに入る。長さは775メートルで姫新線で一番長い。

トンネルを抜けると横を流れる川が月田川に変わっている。

少し広くなった。

これは材木市場。この辺りは杉の産地として有名だ。

急行「みまさか」が3往復だったころ、下り1本の終着駅だった月田。ログハウスを思わせる駅舎は周辺の山から切り出した杉か檜が使われているのだろう。

そんな月田は以前は相対ホーム2面2線であったが、今は桜が並ぶホームだけが残っている。

駅舎の横、ホームの向こうには貨物用のホームが残っている。材木が出荷されていたものと思われる。

向こうのレールの曲がり具合からかつては右のホームにもレールが延びていたことが分かる。

月田川を渡る。旭川の支流が新庄川でその支流がこの月田川なので、流れもだいぶ細くなっている。

また徐行区間に入ったようで、のんびり走る。

月田川は鏡のよう。

また渡る。

細い川でも河岸段丘は形成される。元は太かったのだと思う。

新しそうなトンネルは県道32号のバイパス?の岩坪トンネル。

鉄橋だらけ。

蛇行というほどクネクネしているわけでもないのに何度も月田川を渡る。地図で見るとまるで糸をよっているように見える。

鉄橋の次はトンネルが続く。

県道32号がまたいでいく。下の道路は旧道っぽい。

鉄橋とトンネル。そういう険しいところを走っているからか、ここでも徐行。JR西日本で一番収支の悪い路線の一つでもある姫新線なので、保線にあまりお金をかけたくないのは分かるけど、おかげで鉄道の強みである速達性を無にしてしまっているのは本末転倒と言わざるを得ない。

富原に着く。月田とは趣きは異なるが、なかなか立派な駅舎だ。

ホームは一段高いところにある。

以前は様々な店が並んでいたようだ。広めの駅前の横には貨物ホーム、向かいにはレールのない相対ホームが残っており、それなりの「街」を成していたようだ。

高いところを徐行で走っている。

列車はどんどん登っていく。

登り勾配と徐行区間で苦しそう。でも、徐行が解除されると60キロで走る。

傍示峠を傍示トンネルで越えると月田川とは別れ、列車は下り勾配に入り、スピードを増す。正面は大佐山。

切株だらけの田んぼ。冬ですね。

小坂部川を渡る。この川は高梁川の支流だ。

川に沿うように左にカーブすると、

ここでもちょっとした「街」が広がり、

14時12分、富原から10分かかって刑部(おさかべ)に着いた。駅名は刑部だが、字名と川の名前は小坂部である。今は新見市だが、それまでは刑部町であった。駅周辺は田んぼで周囲を山に囲まれた盆地のような地形になっている。

堂々とした駅舎だ。新見発着の「みまさか」の停車駅だったのも納得である。新見までの最後の停車駅でもある。
新見まではあと1回で終わりかな。今回はこんなところで。







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