奥出雲へ行ってきた その6
今日の奥出雲行きのメインになります。これを狙って動いていたようなもの。
ヨ6000から10分ほどで次の目的地・出雲横田駅に着いた。木次線には何回か乗っているけど、この駅で降りたことがない。だから、駅舎をこの目で見るのは初めてだ。出雲大社をイメージしたのか神社っぽい造りだ。扁額の下には大きなしめ縄が張られている。駅舎の屋根は入母屋、壁は校倉造だ。駅前の庭がきれいに手入れされている。
出雲横田は1934(昭和9)年の木次線・出雲三成-八川間の延伸とともに開業した。駅舎も当時のままだ。急行「ちどり」も停車する線内では木次と並ぶ主要駅で、国鉄末期まで荷物も貨物も扱っていた。今は相対式ホーム2面2線の構造となっているけど、かつては上り方の2番のりばのホームが島式で2面3線だったと思われる。
駅前の様子。観光案内所、飲食店、旅館が並び、ひと通り揃っているのがいい。
丸ポスト。
駅舎内の様子。昔ながらの雰囲気が今なお残る。
ホームから改札口。
ようこそ山陰へ。
トイレも校倉造。
入場券を買って構内に入る。木次方面。駅舎は右の白い建物の向こうに見える。出雲横田は駅舎とホームの間は構内踏切で連絡しているが、たいていは駅舎からすぐ踏切という形が多いのだけど、出雲横田ではこの撮影している場所が構内踏切でけっこう歩くことになる。
備後落合方面。すぐ前に見えているのが構内踏切。
除雪車が入っていると思われる車庫。
駅名標。蕎麦の駅に挟まれている。
出雲横田駅の愛称は奇稲田(くしいなだひめ)となっている。
稲田姫像。
11時21分の予定より少し遅れて観光列車の「あめつち」が入ってきた。キハ47の2両編成を改造したものだ。昨年の11月に惜しまれながら引退したトロッコ列車「奥出雲おろち号」の後継列車だ。でも、残念ながら備後落合へは行かなくなり、当駅止まりとなった。
「あめつち」のエンブレム。
これもそうか?
全車グリーン車なので別途グリーン券が必要になった。
一旦、備後落合方面へ引き上げて2番線に入る。そして、12時03分、木次方面へ発車していった。
では、私たちもそろそろお昼を食べることにしよう。今回はこんなところで。
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