雪とローカル鉄道 その18(松本駅)

バスで松本駅に戻る。
今晩は松本に泊るし、まだ15時だし、何も1時間で慌ただしく松本城を出なくてもと思われるかもしれないけど、まだあるんです。

松本駅改札口。

自由通路のお城口方面。

同じくアルプス口方面。ガラスの向こうは北アルプスの山々が見られる。

これから乗るのはアルピコ交通(旧松本電鉄)の上高地線だ。ここで乗り放題きっぷを買う。

それがこれ。「上高地線電車わくわく1日フリー乗車券」という長い名前の切符で、1,420円で全線が1日乗り放題となる。松本-新島々間は普通に買えば710円なので、往復すれば元が取れる。また、このきっぷを提示すれば割引を受けられる店もあるので何かとお得だ。面白いのはきっぷの地紋がJRのものになっている点だ。券売機と改札はJRと共用なのできっぷの裏面の磁気など仕様を合わせているのだろう。

そういうわけで、JRとアルピコ交通ともに発車案内がある。次に乗るのは15時26分発の新島々行きだ。

跨線橋から新宿方面をのぞむ。側線がたくさんある。遠くのほうに特急「あずさ」のE353系や普通列車用の211系が見える。

アルピコ交通が発着するのは松本駅7番線だ。席を確保してから撮影を開始。1999(平成11)年から翌年にかけて京王電鉄3000系引退に際して導入された3000形、このたび引退が発表されていましたね。3月9日が最終日だったので、引退のちょうど1か月前。知らなかったこととはいえ、たまたま最期に間に合った形になった。

アルピコ交通の松本駅駅名標。西日のせいで白く飛んだ部分があり、見えづらくなっている。

同じホームの6番線は大糸線用となっている。ホント、都落ちしてもスタイリッシュな車体は色褪せない。

こちらは大糸線の松本駅駅名標。松本の隣の駅はアルピコ交通が西松本、大糸線が北松本、そして篠ノ井線が南松本なので、ここまでくると東松本がほしいところだ。篠ノ井線の反対側に東松本駅でも設けませんかね?設けない、ああそうですか。

区間運転がないから行先標はこれで事足りる。数枚前の編成の写真にヘッドマークが写っていたけど、あちらも付け替える必要がない。

でも、こちらは幕式のようなので終着駅では切り替えないといけない。
時間が来たので、車内に戻る。動き出してからは次回やります。今回はこんなところで。
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